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僕は 、 陸に投げ捨てられた
人間に就て調べてしまったから 、 ( 第二話にあります )
僕を陸に投げ捨てたのは 、 元最強女王の “ ろーず
” という 、 真っ黒の髪色を持ち 、
今は人間になる為の薬を開発していると噂話がある人だ
彼女は 、 気に食わない奴が居ると 、 即処刑 、若しくは陸に投げ捨てるらしい 、
こんな話をしている間に 、 僕の視界が暗くなってきた
未だ 、 人間になれてないのになぁ 、
そんなことを思いながら 、 僕は重い瞼を降ろした 。
乱歩彡 side :
海辺の近くへ遊びに行った日の事だったかな 、
るんるんと歩いていると 、 一人の男の子が倒れていた
僕は直ぐに駆け寄ったんだけど 、 目を閉じていたものだから 、 パニックになって 、 咄嗟に国木田を呼んだ
国木田は直ぐに駆けつけてくれて 、 倒れている男の子を抱っこして城の医務室のベットへ寝かせてくれた
僕は国木田に感謝をし 、 国木田を休ませた
数分後かな 、 男の子は「 ン “ ん 、 」と 、 声を荒らし 、 瞼を開けた
僕は安心して 、
見ず知らずの人に抱きついてしまった
太宰彡 side :
僕はふわふわな “ モノ ” に乗っかっているのを感じられた 、
太 「 ( 之は 、 天国に或る雲かな 、 ) 」
そんなことを思い 、 声を荒げ 、 先程よりも凄い軽かった瞼を開けた
目の前には王冠を頭に乗っけて 、 眼鏡をかけた男の子の人間が一人いた
何故か 、 其の人間は僕が目を開けた瞬間 、 急に抱きついてきた
僕の頭の中は” ? ” で埋め尽くされていた
其れに気付いたのか 、 先刻起きた経緯を説明してくれた
そうだ 、 僕は陸に投げ捨てられて 、
其処からの記憶が無い 、
考えている内に 、 人間が口を開いて僕に云った
? 「 僕の名前は 、 ” 江戸川乱歩 “ ちゃんと覚えてよね 」
僕を助けてくれた人間は 、 乱歩というのか 、 と 、 納得していると 、
“ 乱歩裙 ” は云った
乱 「 君 、 家は ? ? 」
僕は思わず 、 首を傾げた
其の行動を不思議と感じたのか 、 問いを変えてきた
乱 「 じゃ 、 じゃあ名前は ? 」
名前 、 名前 、 判らない 、
僕は答えた
? 「 判らないよ 」
次は僕の回答を又不思議と感じたのか 、 首を傾げて 、 こう云う
乱 「 じゃあ 、 君は 、 おさむにしよう 」
太 「 おさむ 、 ? 」
乱 「 そう 、 此漢字ね 」
そう見せられたのは “ 太宰 治 ” という字
僕は読み方が判らなくて聞いてみた
太 「 ね 、 ねぇ 、 此 、 読み方って 、 」
乱歩裙は僕の問いを聞いて 顔を驚かせた 、 其の後少し落ち着いて 、 今度はくすり ッ 、 と笑った
乱 「 だざい おさむ って云うの ( ( 微笑 」
読み方は判った 、
だけど 、 其の前に 、 乱歩裙が先刻やってくれたあの微笑みをもう一度だけみたい
、 でも 、
お願いするのが怖い 、 恐い 、 恐ろしく感じる 、
この恐怖感を味わいながら 、 乱歩裙と一緒に食事や 、 会話 、 文字の読み書きを教えてもらった
一緒に生活をしている内に 、 僕はあることを思い出した
其れを乱歩裙に説明しようと思ったが 、 気持ち悪がられるんじゃないか 、 と思ってしまい云うのを諦めて 、 心の奥底に置いていった 。
だけど 、 僕は乱歩裙に 、 交際関係を求めてくる手紙が毎日何百枚も届く事実を知った
何故か 、 心が痛々しかった 、
この感情はなんだろう 、
長く過ごしてるからだろうか 、
判らなかった 。