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創大!
最高過ぎます! 続きが楽しみです!(°▽°)
※あのね?ちょっとお話に行く前に、君たちにお願いがあるのですよ。私なんですけどねTikTokやってるんですよね?そんでね?だぁれも見てくんないのよ。お願いだから見てくんないかなぁと思いまして。見てくれるっていう心が宇宙並に尊大な御仁は、「蒼緒」って検索して動画を見てほしいのよ。それわたくしだから。ちなみに動画3つしか上げてないけど、この小説と並行して動画もあげるからさ?頼むよ、見て?あ、ちなみに華太右しか上げてないよ?それでもいい人は見てくれよな?見てくれるってんならもう土下座するから。
あ、ごめん、話長くなったね。それじゃあ本編へどうぞ!
小峠「…」
俺は黙ったまま一点を睨み続けている中、2人はまたもや口を開いた。
英浩「ただの協力要請ではありません。」
英宇「貴方様は」
小峠「っ!?」
俺は思わず目線を英宇に合わせ、睨みつける。
小峠「御前だと!?なぜそんな奴が俺を狙うんだ!?」
俺は思わず声を荒らげる。その質問に対し、英浩は少し顔を顰めながら答える。
英浩「貴方様は現役時代、御前の警護をしていた時期がありましたよね。」
英宇「そして、御前は、貴方様が死神羅漢から姿を消した後、御前の情報を流出させるだろうと踏んで、エルペタスに暗殺命令を出したのです。」
御前が俺を消しに来ているというわけか。確かに、俺は御前の情報を持っている。だが、些細な情報しか知らない。そして俺が死神羅漢から消えたのはちょうど10年前だ。なぜ今になって…?
小峠「俺が死神羅漢から消えたのはちょうど10年前だろ?なぜ今になってからなんだ?」
英浩「それは、我々死神羅漢と株式会社モーリーがエルペタスと戦争を始め、エルペタス側に多数の死者が出てしまったことが原因と見られております。」
英宇「御前はその状況を見て、貴方様が生きていて、我々に味方した場合のことを考えてのことでしょう。」
なるほど。自分に魔の手が差し掛かるのを恐れているわけだ。あの独裁者は。
小峠「それで?その内俺の元に大量の殺し屋が送られてくるとでも言いたいわけか?俺を守るだの、ほざく訳じゃねえだろうな?」
英浩「近々、ここ関東地方で、エルペタスの動きが活発になっていると、瓜生殿は言っていました。」
英宇「まるで何かを探しているみたいだ、と。」
俺を探し回ってるってことか。虱潰しに探し回ってるってんなら、まだ俺の居場所や細かい情報、偽名や今何をしているのかも奴らはわかっちゃいねえな。俺がこのまま息を潜めておけばバレる確率は低いだろうが…
小峠「となると空龍街や天羽組の皆が危険にさらされるに他ならねえな…」
英浩「貴方様はそう言うと思いました。いつも自分を犠牲にして、仲間を助けようとする。」
小峠「ぐっ、」
英宇「だが貴方様が外でその力を出せば、瞬く間に情報は広がる。」
そして周りが一層危険に晒される、と言いたいわけか。痛いところつくじゃねえか。
少しの沈黙の後、俺は2人の目を見て言い放った。
小峠「俺はもう天羽組の組員だ。悪いが、お前たちのために犠牲になることは無いだろう。俺は死ぬなら天羽組のために死ぬ。天羽組『小峠華太』として死ぬ。俺が決めたんだ。空龍街は、天羽組は俺の大事な家庭だ。居場所くらい自分で守るさ。理屈は瓜生さんと同じ。俺はこの場所を守るためだけに力を使う。」
双子は表情を変えずにじっと俺の話を聞いている。
小峠「だがな、お前らだって大事な仲間だ。」
その言葉を発したと同時、2人は表情を変える。
小峠「協力要請の件に関しては考えといてやる。俺だって仕事が立て込んでるからな。すぐに返事できるとは限らないが。」
そして英浩と英宇は立ち上がる。
英浩「貴方様からその言葉が聞けてよかった。」
英宇「良い返事を待っていますよ。」
こうして会談は終わり双子は帰っていった。
だが…ひとつ問題がある。
この扉の向こう、兄貴たち全員の気配がある。
っていうかずっとあった。
てことは聞かれてた?全部?
え…結構やばいのでは?
どう説明したらいいのか…
詰んだな、これ…
次回、遂に天羽組に正体がバレる。
頑張れ、華太君。
(TikTokフォローしてくれたら嬉しいなーなんて……)