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ほへぇ ~ 焦らすねぇ 後編にも期待 💪
ジリジリとした暑さと蝉の鳴き声で目が覚める
いつもとは違い目覚めが悪い朝になった
冷や汗でびっしょりのベット
何か気味が悪いものを見たように
反射的に自分の身の回りを警戒する
何度か体験しているような感覚だ
最近は暑いしな、そういうことも…
流れるようにデジタル時計を見ると
7月17日
と書かれていた
カレンダーも確認する
会議はない日だ
会議がある日なら寝坊の時間になってしまう
嫌、おかしい__________何かが
例えれば狐に化かされたようなそんな違和感
何故か昨日の夢はハッキリと覚えている
それが冷や汗をかいている原因なんだろう
夢を覚えていることなんて殆どないのに
その日も7月17日だった
嫌な夢で、そして不吉だった
あまり夢日記はよくないと聞くが、まとめてみることにした
あまりにも現実味のあった夢だったから
確か昨日の夢は________
“zmと会う→戦争が始まる→データが狙われていたため管理人室へ行く→司令塔の警備が疎かになり、非戦闘員、国民が犠牲になる”
といった内容だった
コレは夢なんだろうか?
夢というには生々し過ぎる気がするけどな
でも、この夢の通りに進むなら
zmと会い、それから戦争が始まるかもしれへん
そして、仲間が犠牲になるかも知れない
だけど、データと国民両方救うにはどうすれば…?
夢の通りに続くとは限らないし、考えれば考えるほど戦争が始まる時間が刻々と近づいていく
「同じ夢見たりしてる奴がいればなぁ」
取り敢えず、zmの命令に従いながら、データを守り切ればいいかな
最悪のケースにはならないことを祈るしかない
俺は、夢の内容をまとめたノートを机の中に乱雑に詰め込んで、部屋を出た
俺が部屋から出ると、緑色のドアが開いた
?「あ、shaやん」
やっぱり夢の通りに進むみたいや
時間は進み続け、蝉の声がうるさいほどに聞こえていた
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ループ3回目 前編
犠牲者 現在は不明