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男狂いのアママリス
ハピエンver
書いてくぞ~かける自信ない
だってあんな内容やし。
はい、ゴニョゴニョ言ってねぇで始めます。
時は戻り、青橙が落とされる前
蒼『ねぇ、後ろ見てご覧よ、』
そう、彼に言われ後ろを振り返る。
そこに、君が居た。
瑠璃色に染まった瞳を命いっぱい
広げて、眼の前の状況を整理している。
あ~あバレちゃった。
バレても良いや。
君も一緒に、、、
そう思いナイフを手にしても、
歩いて刺す自身がなかった。
愛してやまない人を、
この手で☒すなんて、俺には出来ない。
怖くて、嫌なんだろうな。
後ろめたさが残っているうちに、
警察を呼ばれてしまった。
運の良いことに、
俺は精神が不安定だと認識され
短い間、病院にいることになった。
理由は、
警察からの事情聴取の時、
桃くん桃くんって叫んでいたからだと
そう思う。
まあ桃くんのためなら何でもするから、
あながち間違いではない。
桃くんは、今回のことで俺とは
あってはいけないと言われたらしく、
一度も姿を見ていない。
それのせいと言って良いのか、
だんだん、俺の精神が、狂っていった
最初は、桃くんのことを考えたり
ぼ~っとするだけだった。
でも今は、少しのことで、
叫んで泣いて怒って、
何かと不安定だった。
今のままでは駄目だと、精神病院へ、
いったが変わらなかった。
やはり俺を直せるのは君しかいない。
でももう君はいない。
そんな事実を知ってまた、泣き叫ぶのだ
なんて、滑稽だろう。
何時まで経っても、
桃くんは来てくれなかった。
2年後
俺の身体はますます駄目になって行った
右眼と左眼の焦点が合わず、
何も認識できない。
口からは、桃くん、以外の言葉が出ない
手遅れなのだ。俺は、
眼に認識できるのは、
桃色のものだけ、
今が春か冬かさえわからない。
そんな中、ふと隣を見ると、
桃色の何かがいる。
ふわりふわりと漂う何かは、
俺の冷たくなった体を癒やす。
ひんやりとした床を歩き、
『何か』をめがけて歩く。
その先がどこに繋がっているかも知らず
歩いた先は、
『別の人生の、君の最後のところ。』
お空の上。なのかな。
さと『めでたしめでたし、、
案外ひどい話だな。って、なーくん!?』
なな『ひどい話どころじゃない、!
紫くんも桃くんも可哀想、!!』
さと『まあまあお話だし、』
なな『なんか納得いかない、!』
さと『知らんわ、笑もう帰えろ』
なな『は~い、、、、』
きれいな桜。
これとあの子を間違えて、
あの話の主人公は、
空へと旅立ってしまったのかな。
『男狂いのアママリス』完
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