最近妙なことに巻き込まれた。
あれは学校からの帰り道急に腹がいたくなって近くのトイレにいくとなんとそのトイレにナイフが突っ込まれていた。
「なんだ?!これはトイレにナイフがささっている?」
普通だったらトイレに落ちてるナイフなんて拾わないけどそのナイフから妙なオーラを感じた。
まるで学校を親に黙って休んでいる時に急に電話がかかってきたときのようなそんなそんなオーラが出ていた。
「でもこのナイフいったいなんなんだ?あまりにも妙でてっきり持って帰ってきてしまったけど…とりあえずめしでもかいにぃ?!」
目の前には日本に住んでいる限りあり得ない景色が広がっていた。
「まるでアメリカの田舎の街並みみたいのがひろがっている?どうなってるんだ?」
夢だと思って顔をつねったり目を擦ったりしてみたが目は覚めない。
「あれは人じゃないまるで幽霊みたいなやつだ体が透けている!?」
幽霊は僕のことを見ても襲ってこないどうやら敵意はないようだ。
「にしてもどうやってここを出れば…そもそも出口なんてあるのか?あ、あれは人だ!!ちゃんとした人がいる透けていないちょっとーそこの人ここから出たいんだけど出口を教えてもらってもいいですか?」
「もちろんいいですよ名取志信様」
(?なっ、こいつ僕の名前をなんで?)
「どうしたんです。そんな顔をひきつらせて。出口へ案内しましょうただしこのよからぁのぉでぇぐぅちだがよぉ」
目の前の男の体型がどんどん変化する。
「いったい何がおこぉ…ぐぅ」
突然目の前の身長2メートルはある男に首を絞められる。
「いいなぁおまえのぉそのかおおれぇはよぉぜつぼぉうしぇふときの顔がよぉだぁいすきなんだぁ」
(このままじゃ殺される嫌だ嫌だ嫌だなんでもいいこの状況をくつがえす方法を…)
突然家にあるはずのナイフが僕の手に現れる。
(なんでここに…まぁなんでもいいやるしかない)
やつの左腕を思い切り刺す。
「?!なんだどうなった元の世界に戻っている」
後ろから大きな物音がなる
「やってくれるじゃあねぇかぁなぁとぉりさぁんよぉぉお」
(左腕にきず!もしかしてあいつ!!)
「でも身長がぜぇんぜぇ」
「だまぁれぇぇぇこぉのおれがぁちびでぇぇでぇぶぅだとぉぉ」
「いやそんな言ってない」
「だまぁれぇおまぇなんて私のさいきょうのぉちからぁにぃはかなわなぁいんだぁああ」
やつの口からスライムのようなものが飛び出す。
突然のことに反応できずスライムにそのまま飲み込まれる。
「まただまたあの世界に戻ってきている」
「はぁはぁおれぇはよぉほしいものは全部手にいれぇるんだぁぁこの最強の力でぇぇぇ」
「最強の力?」
「そうだ私の力はぁ先ほどのすらぁいむでのみこんだものをぉこの精神世界に引きずりこむことがぁできるこれまで100人もの人の魂を奪ってきただぁがぁお前のそぉのぉ忌々しいナイフのせぇえでぇぇわたぁしに泥をつけやがっただぁからぁ殺す絶対に殺す」
突然周りの家や木が触手にかわり僕の首を締め付ける。
「これでぇおわぁりだぁぁぁ」
(クソこれで終わるのか?まだ死にたくないなんでもいいこの状況をくつがせるなにかを)
突然周りの触手が消えるやつが苦しんでいる気づくと僕の手には黒く輝くナイフが握られていた。
「また元の世界にもどった?やつは今度こそ消えたのか?……いやここは?!僕の街じゃないそれに建物も少し古い?…あいつは!さっきのやつ、でも僕が見えてないのか?」
やつの胸に名札が付いている名前はアロン・アルファー。つぎその瞬間やつは僕の目の前で屋上から飛び降りる。
「?!」
「認めさせてやる認めさせやるみとぉめさぁせてやぁるぅぅぅ」
苦しそうな声が響く