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こんばんはこんにちは、主です
続きやってきます!下手くそ⚠️諸々⚠️男主⚠️
苦手な方はバックお願いします
ではスタートします
涼は両腕の4人を起こさずにベッドから抜け出した
廊下にででペタペタと音を立てながら適当にブラブラ歩いていた
するとちょっと先に電気が部屋から漏れてた
そこに行くと家入さんが疲れきっていた
「いえ、い、りさん…?」
「?常盤…!起きたのか!」
「うん…だ、大丈夫っすか…?」
「嗚呼、大丈夫だ、それよりこっちおいで夏だといえそこは冷える」
「は、はい……」
部屋のドアを開けて家入さんの方に近づく
「何してるんですか…?こんな早朝に」
「書類の整理、意外とこれが大変なんだよ」
「そう、なのか…大人は大変ですね…」
「もう慣れたよ、
なにか飲むかい?水かコーヒーかホットミルクくらいしかないけど」
「じゃあホットミルクお願いします」
「わかった、ちょっと待ってろ」
「はい、ありがとうございます……」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「……なにか考え込んでるなら七海か五条に相談しなさいよ」
「…うん、……」
「今考え込んでることはなんだ?五条単体の悩みか?」
「あ、ちが、違います…!確かにあいつもウザイけど……五条じゃないんです…
その、……俺の、…見た夢が……ただ…ちょっと懐かしくて…」
「なつかしい?」
「…その…昔死んだ両親が…夢に出てきて………その、ちょっと、……」
「”寂しい”か?」
「……そうですね……ちょっと……寂しい…」
「………なんでご両親亡くなったんだ?」
「…一家心中です」
「は、…?」
「……山道を車で走ってる時に父に
【ごめんな、弱くて】
って………言われました…そしたら父はスピードを上げ始めました…スピード上げた車はガードレルにあたって止まることなく崖の下に落ちました」
「でも常盤、君だけが生き残ったのか…」
「はい、………だけど俺には一家心中には見えないんです……到底…………」
「どうしてだ、」
「普通……一家心中しようとするのに母は俺を守りながら死んだんです…
だから………俺はこの目の傷と左手右足の骨折で済みました」
「……大変だったな」
「もう、大丈夫ですよ…でも……多分父が一家心中しようとしたのは多分……」
そう話していると常盤の後ろから誰かに抱きつかれた
「わっ、…!」
「…………………………ごめん……」
「五条…!?ちょ、え?ど、は?…ど、どうしたんだよ…」
「五条、未成年淫行で捕まりたいのかお前」
「………そんなことあると知らずに無神経に聞いた」
「ははは!そんな泣きそうな声で言うなよw
もう俺は大丈夫だ」
(大丈夫じゃ、ないくせに………)
「五条、もう大丈夫…大丈夫だから心配すんな」
「……ねぇちゃんと聞かせて…?ご両親のこと」
「え?資料とかなかったのか?俺の」
「あった、だけど資料じゃない…常盤の口から聞きたいんだ」
「……はな、す、…か…途中で…はなせ、…なくなる、…かもしれ、ない…」
「いい、それでも…僕はちゃんと常盤のことを知っておきたい」
「あんたずるいって…言われない?」
「うーんどうだろうね」
「…………正直…俺も小さかったから覚えてることは少ないんだ…よく覚えてんのは…両親の顔が良く俺を怖がってた顔と怒ってる顔…だけどちゃんと優しかった……これだけ……あとはもうどんな性格とかはなんも覚えてないんだ…」
「…うん」
「俺を怖がってたのはこの首の生まれつきの刺青…というか痣……これを怖がってた……
…だから外はもちろん家の中でも隠すのを強制させられた…得体がしれないから
隠してれば両親は優しい普通の親だった…だけど少しでも見えてたら鬼の形相で怒鳴られた
だから気をつけて気をつけて…だけど7つのとき…あの心中まがいな事故が起きたんだ」
「!」
「夜遅く…両親に連れ出された……
父が運転をして母と俺は後部座席に座ってた気がする……そして…山道に入っていき…父はさっきの【ごめんな弱くて】って言葉をいい
スピードを上げ崖の下に行きました………
俺らが見つかるのは時間の問題でした、森から黒煙、や、匂いや、でね……
まぁこの後は最初に話した通りです
少し話したら…………楽になったかも……」
「……いま、この話を終わって言うのも悪いとは思う……その首の痣は宿儺の呪力が少なからずついてた…だから君が気づいてないだけで君の周りは呪霊がついてたと思うよ」
「ははは、よく俺死ななかったなw………」
「恐らくお父さんが守ってたんじゃないかな」
「は、……?」
「君のお父さん、見えてた人だよ」
「!…は……?そ、そんな…素振り…なかった、…し…」
「多分上手く隠してたんじゃないかな?」
「…なんで…俺の事だけ殺さねぇんだよ……殺せねぇならどっかに捨てろよ……!そしたら…あの人たちは……!」
「涼だけ殺さなかったのは…涼を
「…あい、…?……ははははは!!!!ははははははは!!!!はは、ははは…は、は………ぅ、……は、は……ひっ、……あい、してる、…なん、て……ばか、だろ……
ばか、…だ、………とう、…さ、ん……かあ、さん……ごめ、…ん…」
「…五条、しっかり聞いてやれよ」
「もちろん、……」
「あ”ぁぁあぁ、あぁぁぁあぁぁ、ぁあぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁ、ひっ、…い、…う”ぅ、…!」
「大丈夫……大丈夫だよ……」
泣く涼を五条は力いっぱい…抱きしめた
「…悠仁、野薔薇、恵いるんでしょ〜出ておいで」
「「「バレてた/の/かよ」」」
「へっ、…いつ、から……!」
「えっと〜…結構…始めから…」
「えっと………は、…はずか、しい、…」
涼の顔はみるみる赤くなっていった
「涼〜顔真っ赤だよ」
「やめろ触れるな!!!!!恥ずいんだよ!!!」
「はは、真っ赤真っ赤〜!」
「こいっつ!!」
「まぁまぁ、……」
「そ・れ・と〜」
そういうと五条は右手を涼の首元に手を添える
「?…何?五条…?」
「宿儺〜聞いてんなら出てきな、じゃないと涼のこと殺すよ〜?」
「へ…??」
『ケヒッそんな脅しがなくとも出てくるとも』
「ヒッ……!!!」
「涼、目合わせなくていいよ」
そういうと五条は自分の左手で涼の目を覆いその腕で抱き寄せ耳も塞いだ
『……どういうつもりだ呪術師』
「別に?これは聞かせる必要性ないかなって思って耳と目塞いでるだけだから」
「え、ちょ、??ご、ごじょ、う、…???あの、えっ、…な、なにこれ…」
「大丈夫大丈夫〜」
五条はそういうと首に添えてた右手を外し涼の手を優しく握った
(あ、…)
『………で、俺を呼び出したのは何用だ』
「この子の、首の痣の呪力つけたのわざとでしょ、普通はそんな芸当出来るわけない…だけど…この痣を出るほどに魂に刻み込まされた涼の呪力、
その魂に刻み込む時にお前の呪力が少なからず入った、…だからお前の呪力がこの子の体から流れ出てしまった」
『半分正解と言っておこう』
「!」
『確かに、伊吹の元の体から魂に術式を刻み込んだのはその通りだが、そいつから俺の呪力が流れ出たのは…そいつと俺が繋がっているからだ』
「は?」
『そいつは俺が殺した訳では無いがまぁ死んだのでな、俺がその死体を喰らった
だからそいつと俺は繋がってるんだ。だからいくらそいつの体をお前の残穢で誤魔化そうとも意味ないぞ呪術師』
「!」(バレてたか…)
「そーなの?先生」
「嗚呼、せめて少し宿儺の気配が消えればいいと思ったけど…」
「だから、涼さんに会う度に引っ付いてるんですね」
「未成年淫行野郎ってな訳じゃなかったのね」
「酷いなぁ〜!で…?なんで宿儺はこの子にこんなにこだわるの?
君がここまで興味を持つ人間居ないでしょ」
『貴様に教えるとでも???』
「教えてくれないのなら……」
また五条は右手を涼の首に添えた…今度は呪力を手に纏って
「ね?宿儺、目の前でせっかく出会えた息子とこんな早くお別れしていいの??」
「??」(何話してんのか全くわかんねぇ)
「ちょっとアンタ!本当に殺す気ですか!?」
「それはシャレになんないわよ!」
『はぁ…めんど、
まぁいいだろう、俺としても今そいつを殺させるのはめんどくさい』
「どういうこと?」
『そいつの魂はまだ安定してないのだ』
「は?」
「え、でもツギハギ野郎に触られた時は何も…」
『安定してない、が、そいつがあの呪霊にやられるほど弱くない、小僧のようにな』
「一言余計〜!!!」
「で?安定してないって?」
『そのままの意味だ、伊吹の魂はその常盤涼の魂の中に埋もれていた。それで俺を忘れていた
だから俺は小僧の心臓を取ったときあいつに呪力を流し込みきっかけを作ったに過ぎない
だから、それによって常盤涼の魂はその起こされた伊吹の魂を異物と感じ取りだがそれは自分だと認識しているためそれを受け入れる為』
「だから涼さんあの時苦しそうにしてたのか…!」
『その通りだ伏黒恵よ、
無理やりに思い出させようとしたから起きたもの……まぁ風邪でいう熱だな』
(あれを風邪の熱って……)
「で?なんで君はそこまで涼に思い出して欲しいかったわけ?」
『そこまで答える義理はないな』
「ふーん……なるほどね〜…」
「ご、ごじょ、…う、そろそろ、頭いたいんだけど、…」
五条は右手を優しく手を握った
「????」
『……貴様それ以上伊吹に触れるな』
「なんで〜??別にこの子宿儺の”息子”ってだけでしょ?それ以下でもそれ以上でもないよ〜?」
『チッ…!』
宿儺が舌打ちすると宿儺は息を吸うと
とでかい声で涼の名を呼んだ
「へ、…!?な、は、はい!」(い、今のって…)
涼は五条の腕から頭を抜き、悠仁の方を向いた
『貴様いつまでそこにいるつもりだ、さっさと離れろ』
「は、…はい、…!」
降りようとする涼…すると腰に手が伸びてきた
「涼〜まだ座っときな」
「ちょ、…」
『…伊吹』
「は、…はい、…!も、…もうし、わけ、ありま、せん……す、すぐ、に…」
五条の手を払い五条から距離をとる
『……チッ』
「ッ……」
「こら〜宿儺〜?そんな至近距離で舌打ちしたら涼、びっくりしちゃうよ〜?」
『こいつは慣れてる、だろう伊吹』
「は、…は、い……」
『…小僧少し変われ』
「ダメだ、今のお前は何するかわかんない」
『誰も傷つけん』
「恵、野薔薇、外出てな
それと、涼は怖いと思うけどそのまま悠仁と手を繋いで」
「は、え、…うん…」
五条がそう言うと、伏黒、釘崎は外に出た
涼も決意を決め虎杖と手を繋いだ
「い、いやかも、だけどゆる、し、てね…」
「おう全然いいぜ!」
「で、僕は…!」
五条は涼の触れるか触れないかの距離に近づいた
「いいよ悠仁変わって」
「おう!」
虎杖は返事をするとすぐに変わり空気が一気に重くなった
「ッ……う”ッ……ヒッ…」
「そう怯えるな伊吹、誰も傷つけん」
「で?出てきたのはなんで?」
「何、暇つぶしだ……それと………」
宿儺は空いてる右手を伊吹の首元に持っていった
「ッ………ぅ、…」
伊吹は触れられたことによって身構えるが…
宿儺は触れるだけ……それ以外は何もしなかった
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