TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
短  編  集  .   (    ノ  ベ  ル

短 編 集 . ( ノ ベ ル

「短  編  集  .   (    ノ  ベ  ル」のメインビジュアル

9

い れ か わ っ て る ぅ .

♥

351

2024年04月24日

シェアするシェアする
報告する

微新人組かもしれない。






.








zm 視点 ”







「… ねみぃ 、」





目を開けて、べっとから身体を起こす。


窓から差し込む光に目を細めながら、布団を上げた、…が、


そこで何か違和感を感じた。





自分の部屋、…では無かったのだ。






!、?








毛布を蹴飛ばして、べっとから降りる。



壁に掛かっていた鏡が視界に入った瞬間、


俺は、いや、… あいつは…


目を見開いて固まった。








視界の先の鏡の中。


そこにいたのはひどい寝癖と


大きめな部屋着に身を包んだ


彼、…チーノがいたのだ。








うそ、…やろ、?




鏡に近づいてチーノと目を合わせる。








少し手を動かしてみると


勿論、鏡の中のチーノも動く。













俺、チーノになった…


???














しばらく鏡を見つめていたが、


そういえば、チーノのあの癖のある


丸眼鏡がない事に気づいた。







「目つき、…こわ」







何時もの、のほほんとした彼とは


思えないほどに


目が鋭く、


なんか、…こわい






目をしっかり開いてるつもりだが、


それでも鏡の中の目は細いまま。









あれ、でも


眼鏡無くても全然見えるやん、?








てっきり視力が悪いのかと思っていたが、


全くそんな事はなく、


しっかり小さな文字も読める。










こいつ、なんであんな変な眼鏡つけとるんやろ、…












鏡の前でそんな事を考えていた時…


部屋の扉が開いて、


思わず身構える…










“  がちゃ “







… !、!!





扉を控えめに開けて顔をちらりと覗かせたのは、



俺、や。








zm「うぁ、っ…」





びく、と肩を跳ねさせて


俺の声で情け無く驚く俺じゃない俺。


(???








ci「だれや、御前…」




自分じゃ無い事は確か。


状況的にチーノなのか、と思い


上記を尋ねると、


彼は再びびく、と肩を震わせて


ゆっくり口を開いた。







zm「御前、…です、けど…」







自分がおどおどしてるところを見て


少しいらつく、







御前、…ッて事は、


今俺はチーノやから、


目の前の俺はチーノッて事か、???








zm「もしかして、ぞむ…?」





ci「せや、」





zm「…、!」







酷く安心したように


胸を撫で下ろしたチーノは


部屋に入って扉を閉めた。














zm「え~ッと、入れ替わって、るッぽいな、…」



ci「やな、…」





zm「心当たりは…?」



ci「無い。」




zm「…俺も。」













目の前に自分が座っているだけでも


十分可笑しいのに、


ちょっとした話し方の癖などがチーノそっくりなのが変。











zm「どゆことぉ…」





頭を抱えて机にうつ伏せる俺、…じゃなくて、チーノ。









ci「な、なんが御前、… もっと俺ッぽくできんの?」




zm「ゾムっぽく、…?」




ci「ん。」




zm「無理やろぉ…」






zm「…そーいえば眼鏡、つけて、」







俺の、いや…チーノの顔を見詰めた俺、じゃなくて…チーノは


眼鏡が置かれた机を指さした。














立ち上がって眼鏡を持つ。



やっぱり、これサングラスみたいになっとるだけで


レンズは入っとらんやん。










ci「別に見えるで、?」






zm「いーから、!!」









ほぼ無理矢理つけさせられた俺はふと時計を見た。







ci「…朝飯、」




zm「…え、? …嗚呼、腹減ったな、」







針はちょうど7時。


朝御飯の時間を指している。





、、、、、






ci「行くかぁ…」




zm「えっ、このまま、…?」




ci「ん。御前ずっと俺ん隣居れよ。」




zm「ほ、本気で行くん…?、!」












止めようとするチーノを横目に


扉を開けて長い廊下を歩く…




嗚呼、チーノの部屋一階か、








少し迷いながらもなんとか


食堂へ辿り着く。




追いかけてきたチーノ、…いや、俺も、やっと追いついて


俺の隣へ立った。







“   がちゃ  ”






俺らは2人で食堂の扉を開く…



















kn「お、!遅かったな!!」



sho「なんで2人共部屋着で来たんw」



rb「2人で来んのは珍しいなぁ、?」











バレそうやけどバレてないっぽいな、…



よし、









隣ですごく焦ってるチーノを見て、笑いながら席についた。


勿論、チーノも隣に座る。












ut「あれ、ショッピまだなん?」



tn「チーノ知らんの?」







周りを見渡すと確かにショッピが居ない…


あー、何時もチーノと来るんやっけ…











ut「チーノ?大丈夫か」







rb「…チーノ~、?」








え、…ぁっ…、!、!


俺がチーノやんけ 、っ !!








すっかり忘れていて、


慌てて返事をする。









tn「チーノ大丈夫か、?」





ut「何時もン事やろ。」









確かに、まあ…


何時もチーノこんなんやんな。









ふと、隣の俺をみると


すごく嫌そうな顔をしていた。


( w







sho「はよ起こしてきたら?」




ci「え、っ…俺が…?」




sho「御前しかおらんて」





ci「え、…でも、…」






ちらりと隣に座っている


本物のチーノを見る。











zm「…」











チーノはただ真顔で何も言わずにすまし顔するだけ…




おれ、こいつにこんな奴って思われてんのか、??












まて、



こいつ…










びびりすぎて固まってんな、



( ww










まあ、余計な事する


シャオロンとかじゃなくて良かった、











ショッピ、起こし行くかぁ…











~









ショッピの部屋なんて


行くのはほとんど初めて。





慣れない廊下を駆け足で


ショッピの部屋へ向かった。












ci「ショッピー、…? 入るで」





一応ノックと声かけをして


扉を開く…









shp「ん、なんやチーノか…」








部屋の中には


まだ眠そうにして


べっとに座った


彼、ショッピがいた。























ci「あれ、起きとったん…?」





shp「いや、ノックするから誰かと思って今飛び起きた…」




ci「え、っ ああ、ごめん」













彼奴何時もノックしないん?


中の人寝てんのに、?










shp「今日、どうかしたん…?」





ci「えッ、…?」





shp「起こすン遅いし、…部屋着やし、距離遠いし…」














しょ、しょっぴ 、こわ






寝起き30秒で


もう見破られてんねんけど、












ci「いや、別に…!どうもしてへんよ、?」














出来るだけチーノっぽく返しては


早く食堂へ行こう、と促した。













~






ci「ショッピ連れてきたで~!」




shp「…ちーす、」















なんとかショッピを連れて食堂へ戻る。


お、俺結構チーノの真似上手くね


??










あ、




そういえば




今おれの中のチーノも




なんかいい感じに…

















tn「…ゾム、大丈夫か、?、!」





sho「びょ、病気ちゃう…?」





rb「いや、敵国からの精神攻撃の可能性も、…」





em「ぞ、ぞむさん…」













なってなかったわ。
















( 、










多分続くよ!!






短編ッてなんだっけ!!





loading

この作品はいかがでしたか?

351

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;