僕のなつやすみ
僕の日記 OOOO OOOO 僕のヒミツの日記! 見ちゃダメ!
7月21日
やっと夏休みが始まった。もう従姉妹の学校では始まっていると言うのに…。明日は友達の家でゲームをする約束をした。どんなゲームを持って行こうかな。
7月23日
今日は友達と虫取りにいこうと思う。おかあさんに、夏休みの宿題の計画はちゃんと立てろと言われた。そんなことを言われなくても分かっているさ。
7月28日
日記を書くのが面倒くさくて5日のサボってしまった。このことがバレたらお母さんがうるさくなっちゃう。なんとかバレない様にしなくては。
7月30日
友達の家でゲームした後、家に帰って、自分の部屋に入ったら、お母さんが僕の日記を読んでた。もう、僕の秘密の日記なのに、あれほどみるなと言ったのに。
8月2日
別居中のお父さんが来た。お母さんを見るなり嬉しそうな顔をして泣き出した。まるで赤ちゃんみたいな変顔だった。そして僕の顔を見るなり、よかったよかったとばかり言っている。何がそんなに良かったのだろうか?
8月4日
お母さんに代わってお父さんが来た。お父さんの話によるとお母さんは遠いところにお仕事に行っちゃったらしい。どこに行ったんだろう。
8月6日
お父さんが黒くて、かっこいいスーツを着てどこかに行くみたいだ。どこに行くのかを聞いたらお前には関係ないと言われてしまった。どこに行くんだろう?
8月8日
家に警察の人が来た。お父さんと何かを話しているようだったが僕はそのはなしについてお父さんは絶対に口を開けなかった。そんなに秘密にしたいものとはなんだろう?誕生日はまだ先…。クリスマスもまだ先だけど…。もしかしてだけど…。
8月10日
またまた警察の人が来た。僕はその時、友達と遊んでいたから、何を話しているのか、わからなかった。僕が友達と遊んでいる時にそこの母ちゃんが僕を見るなりすんごい心配そうな顔で、大丈夫だった?と言ってくる。友達も、もう、一体何があったのだろうか?
8月12日
僕は今、とんでもないことに気づいたんだ、イヤイヤ、あの警察の話じゃなくって。宿題の話だ!お母さんに宿題の計画を立てろとあれほど言われたのにやらかしてしまった。もうどうしよう。まだ一個も手をつけていないそんなことをお父さんが知ってしまったら…。流石の優しいのが自慢のお父さんでも怒っちゃうかも…。ヤバイな…。
8月14日
朝、お父さんと朝ごはんを食べている時にお父さんが、刑事の人がお前の日記を一部読んじゃったけれど大丈夫か?と尋ねてきた。お父さんったらお母さんに続き、僕の文字が読めないのかな?まぁ、読んだのがお父さんじゃなくて刑事さんでよかった。もしお父さんだったら今度は僕が怪しまれちゃう。
8月16日
8月14日から15日にかけての記憶が一切ない。なんだろう、一種の病気か何かだろうか?でもお父さんに心配かけたくないし、冷蔵庫にあるお薬で我慢しよう。お母さんがいつもこの薬をのむといっつも上機嫌だから。白くて苦いけど頑張って飲んでお父さんに褒められるんだ!
8月18日
昨日から何だか頭がふわふわしているような気がする。というか、錯覚している。お父さんも心配している。早くこの病気を治さなくては。だから、早くなおsなさdkhっgh
8月20日
嫌だ嫌だ。楽しかった夏休みがおわちゃう。まだ夏休みの宿題の自由研究も終わらせていないし、どうしよう。…いいことを思いついた
8月25日
やっと完成した。お父さんは僕のことをすごく心配しているようだけど、僕はそんなことは気にしない。コレを実行すれば夏休みは不滅だ!
8月27日
夢の中でお母さんにあった。僕がどこにいるの?と問い掛けても返事はない。それどころか追いかけてくる!すごく怖かった。あれは何だったんだ?
8月29日
残り2日前。僕はお父さんから夕食時、馬鹿げた冗談を泣きながら言われた。お母さんは8月1日にはもう死んでいたとか、なんとかかんとか。そんなのは嘘だ。お父さんは悪い夢を見ているんだ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
8月31日
お母さんは生きているんだ。そうなんだ、間違いない。
8月31日
今日は誰かがドアをすごく叩いている。誰だろう。外から泣き声が聞こえる。
8月31日
今日は壁が真っ赤になっちゃった。ペンキ屋さんが、僕の好きな色の赤に塗ってくれたのかな。
8月31日
もうどの辺にいるのかがわかんない。今日は、僕がお母さんを殺;sdhypy8ウェy日が僕の部屋に映し出された。何これ
8月31日
この宿題を終わらせないとここから出られない。だけど答えがわからない。お父さんもいないし、誰か手伝ってくれないかな。
8月31日
たすけて
たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
ニュースの音声
昨夜、東京都、練馬区内で小学2年生の男の子が窓から転落し、亡くなりました。練馬区内ではもう十一回目となっております。みなさん、なるべくお子さんに目を離さずお過ごしください。それでは、次のニュースです…。
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