TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
太宰&中也集。

太宰&中也集。

「太宰&中也集。」のメインビジュアル

3

女装潜入作戦

♥

1,203

2024年05月04日

シェアするシェアする
報告する

やほほー!

久しぶりだね!

明日、「変な家」を友達と見て来る!!

⚠️15歳軸

⚠️女装!

















_____首領室。

森「太宰君、中也君、任務なのだけれど」

太&中「嫌だ」

森「…良い加減に諦めて呉れ給えよ…」

と、森は失笑する。

太「あのさあ森さん、其れはこっちの台詞!」

太「もうこんなチビと一緒に任務なんて行きたくないの!」

中「あ”ァん?」

中「手前こそチビって言うの止めろッ!」

太「其の元気さが身長にいくと良いねぇ〜笑」

中「はァ”?」

森「…君達、」

森は、周囲の温度が数度低くなる様な冷たい声で言った。

太「ッ、」

中「…、(びく、」

森「任務の内容、聞いてくれる、?」

直ぐにいつものにこやかな笑顔に戻った。

太「はァ…はーい、」

森「それでね、任務の内容は、」

森「ある敵組織で三日後の夜8時から、パーティが開催されるのだよ、」

太「、へェ」

中「其れが何か、」

森「其処に潜入、つまりスパイだね」

太「へ?」

森「そう、」

森「でもそんな格好じゃあ直ぐ分かってしまうからねぇ…」

森「だから…中也君に女装でもして貰おうかな」

中「…は、?」

中也からは、吃驚する位素っ頓狂な声が出た。

森「太宰君はスーツ着て中也君と一緒に、ね?」

太「…はぁぁぁぁ?!」

森「ゲストとして行くんだよ、見た目だけね」

中「、了解しました」

太「ゑ、中也、何?此れで「了解」って言えるの中々だね?」

中「首領の命令だろ、手前もちゃんと「首領」って呼べや」

太「えー、それはヤダ」

森「兎に角、分かったかい?」

太&中「…」

森「…返事は?」

太宰と中也は、まるで苦虫を噛み潰した様な表情で、

太&中「…ハイ」

と言った。

森「此れから部下に用意させるから、待っててね」





_____3日後、夜。

太「…中也、もっとすり足、」

中「慣れてねぇんだから、仕方ねえだろ」

太「あと、ちゃんと女らしい声で話して」

中「分かッてるよ」

太「……あ、ほら彼の人、」

中「、ターゲットか」

すると、給仕の男が近付いて来た。

給「ゲストの方ですね」

太「はい」

太宰はさっき迄の表情を笑顔で掻き消し、完全にゲストになりきっている。

給「お嬢様もようこそ」

中「…どうも」

中也は精一杯の女声で話した。

給「お綺麗な方ですね」

太「そうですか、此の子は生意気で…ぅぐッ」

そう言いかけた時、中也が太宰の膝裏をハイヒールで小突いた。

給「?如何致しました」

太「いえ…凄く素直で良い子です」

言い直した。

給「ではごゆっくりと」

太「っ、ふぅ…」

中「手前余計な事言うな」

太「御免って〜」

すると、のこのことターゲットの男が近付いて来た。

タ「やあ此れは此れは美しいお姫様」

中「ッ、」

(キメェ、)

タ「此の子、借りてって良いね?」

ターゲットの男は太宰にそう尋ねた。

太「…ええ、良いですよ」

此れは作戦である。

女装をした中也がターゲットを誘い出す、もしくは誘われる。

男は矢張り、女の方が警戒心が緩まるものである。

タ「さ、行こうか」

男はそう言って、中也の腰に手を回す。

中「ッ、」

太「…」

太宰は2人の背中を、最後迄睨んでいた。








_____別室。

タ「此の部屋なら誰も来ないよ」

中「そうですか…」

ターゲットの男は、此の施設の管理人。

タ「ねえ君…もっとこっちに来てよ」

中「ッ…」

中「…はい、喜んで」

中也は隙を見る為に、従うしかない。

タ(かかった!)

どさっ。

中「あっ、?」

ターゲットの男が、中也に覆い被さる。

中「ど、如何しましたか、?」

タ「君…可愛いね♡」

中「は、?/」

中也は、思わず素の声が出そうになった。

タ「んふふ、」

男は吃驚して何も出来ない中也を良い事に、

中也の手をロープでベッドの上に縛り付ける。

中「なっ?!」

中(これじゃあ殺れないッ、!)

タ「、僕と楽しい事しよ?♡」

中「…ッ、/」

中(クソッ…)


?「それは僕が許さないよ?」


中「…は?」


部屋の入口に、太宰が立っている。

太「ありゃりゃ中也、好きにされちゃってえ…駄目だよぉ」

森から、「ターゲットは殺して良いからね!」と言われている。


太「中也のことを好きにして良いのは、僕だけだよ!」


タ「?!」

太「とゆーことで、死んで?」

ばんっ。

タ「がっ…」

太宰が銃で、男の脳天を撃ち抜く。

太「無様だね中也」

そう言い乍ら太宰は、中也のロープを解く。

太「…あ、家帰ったら、君の事好きにして良い?」

中「はぁ…?

ンなもん駄目に決まってんだろ」

太「其の格好で言ったら威力半減だよ笑」

中「チッ…クソが」

中「、てか死体如何すんだよ」

太「嗚呼、部下を呼んであるから処理させる、バレないようにねっ!」

中「…そうか」

太「さ!任務おーわりっ!帰ろ!」

中「、そうだな、」










明日は友達(女)とデート…♡

楽しみじゃぁぁぁ!

あ、❤️は幾らでもお願い!指折りたい子は押して〜!(そんな奴いるか

loading

この作品はいかがでしたか?

1,203

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;