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マシンガントークwww
かかかかかかか可愛いぃぃぃぃぃぃ!!!!!!🫶 やっぱ幼児は癒しよなぁ... なるほどねだから蟻聞いたんねあの時!!wwww 今のもくは蟻を見ると発狂して台パンします
右ストレートwww にう転けるのは草 もく探検隊可愛い…!
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「もくたんけんたいしゅっぱーつ!」
「つ!」
小さくて短い腕を精一杯伸ばして隊員たちへ声をかけてる隊長のもく。隊員はゆかり、にう、りと、ふみと、らめる、の5人だ。
もくは隊長としてこの5人を引っ張っていこう、と気合を入れているのか腕につけた黄色の腕章をぎゅっと握っていた。
一方、ゆかりやにう、りとたちはこれから始まる冒険にワクワクしているらしくあっちをみたりこっちを見たりと忙しなかった。
隊員という名の見守り隊であるふみととらめるは冒険(散歩)が無事に終わることを願いつつ怪我をした時用の救急セットをバックに詰めていた。
「外…めんどいな、」
ぼそり、とふみとが呟けば間髪入れずにらめるから右ストレートが飛んできてふみとにクリーンヒットした。
「子供たちが楽しみにしてんだからそんなこと言わない!」
「………ハイ……」
(あるすんも怒らせたら怖いから怒らせないようにしてるけど、らめるも怒らせたらヤバいな、、)
怒らせないようにしよう、と心に誓いながら殴られた鳩尾を撫でて自分で労わる。
「せんせぇどーしたのー?」
「せんせーいたいいたい?」
「もくがとんでけー!したげる!!」
満面の笑みを浮かべながらふみとの左膝辺りをなでなでしたあと優しい声で飛んでけーと言って反対側の右膝に飛ばしていた。
「隊長!そろそろ行きましょう!!」
「あいあいさー!」
それは海賊です隊長ッ!とらめるが脳内で突っ込んでいるともくがきゅむ、きゅむ、と靴を鳴らしながら歩いて行った。
「もーくたんけんたーい♪ふんーふふーん♪」
とあるアニメの替え歌を口ずさみながらご機嫌に歩いていく。後ろには今だに忙しなく視界を動かしているゆかりに、りとと手を繋ぎながらマイペースに歩いているにうがいた。にうたちの後ろでは探検隊の様子を微笑ましく見守るらめると渋々、と言った感じもあるが内心ではちゃんと心配しているふみとがいた。
「たいちょ、これ!」
何かを見つけたゆかりが興奮気味に隊長へ話しかける。地面をみんなで見ればアリの大群が居た。
「あり、!?!?!?!?!?」
アリが大嫌いなもく隊長が真後ろにいたゆかりを盾にして逃げる。
「あ、あり!イヤァァァァァ」
叫びながらゆかりの後ろでにうたちに半泣きで助けを求めるもくにびっくりしたりとは動きが固まっていた。しかしにうがもくをよしよしと頭を撫でて慰めていた。
「せんせーもくがないちゃったぁ」
「うぇ、?まじか…えーっと、」
オロオロと戸惑っているふみとを他所に、らめるがもくを慰める。
その後、なんとかありつつも無事お散歩が終わり園に戻る頃にはお昼の時間だった。
「おちる!おちる!」
ウキウキとにうが手を洗いながら横揺れをしていると短く結んであった髪がぴょこぴょこと揺れていた。隣で同じく手を洗っていたりとが揺れている髪をじっと見つめた後、徐にガシッと掴んでいた。驚いたにうの目が点になっているとちょうどその場面を目撃したふみとの頭の中は完全に宇宙猫だった。
「いたらきます!!」
「いたきます!!」
惜しい所まで言えたゆかりがふん、と満足げにドヤ顔をしていた。
それを見ていたその場にいた全員がおーっと手を叩いていた。
お昼を食べ終わり、お昼寝の時間になった頃、もくが今日あった事を他の先生たちへ自慢げに話していた。
「それでね!それでね!!」
「うんうん」
「もくー?お昼寝の時間だよ〜」
「えぇぇぇぇぇ…」
盛り上がっていたのか、少し残念そうにしながらも素直に布団へと入っていった。
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らめる先生のメモ
別名マシンガントークもくは何も言わない限りひたすら話し続けるので適当な所で声をかけること。
にうは散歩に出ると何もない所で1人でに転けるので要注意。