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アコちゃんのキャラを🐺じゃなくて🐔に変えました。びっくりした方、すいません!!あと、🐰🐯🐹のほかに🐥🐔設定も作ろうと思ってます。ジミン様とアコちゃんのペアです。そういうの苦手な方は見るのをやめていただくことをおすすめします。設定があやふやだったり誤字脱字も多いのでどうか、暖かい目でご覧ください。
コメントもじゃんじゃんしちゃって構いません!ていうか、してくれるとテンション上がります!リクエストにはお答えしていないのでそこんところよろしくお願いします。私は🐹受けしかかけませんので苦手な方はスルーお願いします!それでは、第二話、どうぞご覧あれ!
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キーンコーンカーンコーン
🐔「お昼だ~!!」
🐔「テヒョンくん、お弁当?」
🐯「おう。アコは…パン?」
🐔「そうなんだよ!最近お母さん、仕事が忙しいみたいでさぁ…いいなぁ!お弁当!」
🐔「ていうか、ジナは?」
🐯「…?アイツならアコのとなりにいるじゃないか。」
🐔「へっ!?…あっ、ほんとだ!もぉ~いるなら言ってよ!」
🐹「…………………」
🐔「えっ?ジナ?なんかあったの?」
🐹「…別に~…」
🐔「いや、あからさまに元気ないじゃん!」
俺の名前はキムソクジン。今日、転校してきたイケメン、キムテヒョンと謎に一緒に授業を受けるはめになってしまった。詳しくは一話を見てくれ。
地獄の四時限目を乗りきり、今はお昼だ(冒頭でアコが言っていたが)。
みんな、お弁当やら菓子パンやらなんやらを持ってザワザワしている。あまり友達がいない(アコしかいない)陰キャの俺は今日もアコと二人で昼飯を食う…はずだった。
🐹「何でお前がいんだよ!!」
🐯「うぉっ、びっくりしたぁ…」
(びっくりはこっちの台詞だ!!)
🐔「お前って誰のこと?もしかして、テヒョンくんのこと?」
🐹「こいつ以外に誰がいんだよ!!」
俺がなぞのイケメンを指差すと、そいつはキョトンとした顔でこちらを見つめていた。
(なんだよその顔!!そんな顔したって俺にはお前の生意気っぷりはお見通しだからな!!)
🐔「えぇー良いじゃん!テヒョンくんは友達だし!」
🐹「俺は良くないし友達じゃない!!」
🐔「もぉ~ジナ、何でそういうこと言うの?テヒョンくんが可哀想だよ!!」
🐹「可哀想!?こいつが!?」
(馬鹿じゃないのか!?こんな生意気やろうが可哀想なわけあるか!!)
🐹「てか、こいつも俺らと一緒に食べたくないだろ!!」
🐹「女子に囲まれてキャーキャーされながら食べたいとか、一軍男子とワイワイしながら食べたいとか、そうゆう願望あんだろ!!言ってみろ!」
🐯「俺は…」
🐔「俺は…?」
🐯「お前らと食べたい。」
🐔「んー!!だよねぇ!さっすが、テヒョンくん!ほら、ジナ、もういいでしょ?みんなで食べようよ!」
🐹「よくない!全女子がこいつのこと狙ってんだぞ!一緒にお昼食べて俺らが恨まれたらどうすんだ!!アコだってあっただろ!btsの最年少、チョンジョングクのハンカチ拾っただけで「ジョングク様に近づくな!」って女子からの恨まれてたじゃねーか!!」
🐔「btsとテヒョンくんは何も関係ないでしょ!」
🐹「両方顔面国宝っていう共通点があんじゃねーか!!」
アコと討論している横でテヒョンくんがムシャムシャお弁当を食べてる姿が間にはいった。
🐹「あっ、お前何先に食ってんだよ!!」
🐯「二人とも話が長かったから。」
🐔「えぇー!テヒョンくん、ずるい!もういいや、私も食べちゃおう!」
🐹「はっ?おい!まだ話は終わってねーぞ!」
🐔「別にいいよーだ!私はテヒョンくんと二人で食べるもん!自分から喋りかける勇気もない女子に恨まれたって私はどっちでもいいし!」
🐔「で?ジナはどうする?別に、ジナがどーしてもっていうなら一緒に食べてやってもいいけど?」
🐹「なっ!?……………………………」
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🐔「あっははははっ、ジナ、やっぱりみんなで食べたかったんじゃん!」
🐹「うるっせぇ!俺はただ、ぼっちのキモ陰キャと思われたくなかったから仕方なくお前らと食べてるだけだ!」
🐔「もぉ、素直じゃないなぁ。」
(クッソ、何で俺がこんなに恥をかかないといけないんだ!)
心のなかで謎にキレているとイケメンが口を開いた。
🐯「あのさ、さっきいってたbtsとかジョングクってなんだ?」
🐔「へっ?あぁ、テヒョンくんはまだ知らないよね!btsっていうのはうちの学校のダンス部の人たちのことだよ!作詞作曲も自分達でやってるし、何より揃いも揃ってイケメン!」
🐹「だから、うちの学校の女子はみんな、btsの虜っつーわけだ。」
🐔「ちなみにチョンジョングクっていうのはbtsの最年少、つまり一年生ってことだよ!」
🐯「なるほど…お前は好きなのか?btsが。」
🐹「はっ?俺?!いや、別に好きとかじゃ…」
🐔「うっそだー!ジナはね、btsに恋してるんだよ!」
🐹「あっ!お前っ、アコ!いらんこと言うな!」
🐯「ふーん…で?お前は誰が好きなの?」
🐹「へっ?」
🐯「部活ってことは何人もいるってことだろ?だから、お前はその中の誰が好きなの?もしかして、DD(誰でも大好き)?」
(いや、怖い。)
テヒョンくんの目にはハイライトが入っていない。なんか怒ってる?いやでも、怒らせるようなことしたか?
目の前にいるイケメンはなんだか獲物を見つけた虎みたいな顔をしてて、少しドキッとした。
(いや、ドキッとしたってなんだよ!)
🐹「えっと、あの…」
🐯「早く。」
🐹「…えっと…」
怖すぎだろこいつ!何?俺、殺されるの?!
俺が戸惑っていると俺の親友が口を開いた。
🐔「ジナの推しはジョングクくんだよ!」
🐯「あの最年少の?」
🐔「そう!」
🐯「へぇー…年下がタイプなんだぁ…」
🐹「いや、別に推しとしてだからね?!恋愛としてじゃないからね!!」
俺が弁解してもこいつはずっと目付きを変えずにやにやしている。うん。悪魔の笑みって感じ。
(こいつ、転校してきたばっかのくせになんかムカつく!!)
🐹「おいお前!誕生日はいつだ!」
🐯「へ?12月30日だけど。」
🐹「はっ!!俺は12月4日だ!!俺の方が年上だな!!」
🐯「いや、同い年だけど。」
🐹「うるっせぇ!とにかく!お前は今日から俺にたいして敬語を使え!そんでもって生意気言うな!俺はお前より年上だからな!」
意味のわからない理屈を並べていると案外すんなりとオッケーしたイケメンを凝視した。
🐹「おっ、案外のみこみがいいやつだな。」
🐯「ありがとうございます。その代わり、俺のこと呼び捨てで呼んでください!お前とかじゃなくて!」
🐹「はぁ?何でだよ!」
🐯「いいじゃないですかそのぐらい!俺、ちゃんとジニヒョンのお願い聞いてあげたじゃないですか!」
🐹「…クッソ、しかたねぇなぁ…って誰がヒョンだ!俺はお前の兄ちゃんじゃネェゾ!」
🐯「こっちの方が年下感もでるでしょう?ほら!そんなこといいから!早く!」
🐹「うるっせぇーな!……テッ、テヒョナ…」
🐯「ひひっ、ヒョン、顔真っ赤ですよ?」
🐹「黙れ!」
🐯「そんな真っ赤な顔で言われてもなんも説得力ないですよ!ほんとかわいいですね。じゃあ俺、食べ終わったんで、掃除いこう。アコ、」
🐔「オッケー!じゃあジナ、先いってるね!」
🐹「あっ、ちょっと待って!!」
俺は残りのご飯を急いで食べると二人のあとを追った。
第二話キムテヒョン 終わり