コメント
3件
そもそも続きを書いていただけることを予想していなかったので、無事に爆散しました kidが可哀想すぎてめちゃくちゃ良い…😭👍
注意
蟲姦
ぐろ
異世界に飛ばされる
えちち
🌞が可哀想すぎます
nmmn
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術式を使おうとも、試した。
しかし、体が、動かず、魔力が体内に溜まっている感覚もない。これでは同期たちに助けを求めることも出来ないし、この虫を潰すことすら出来ない。
痛みに耐え、ぐっと目を瞑り不快な音が聞こえないように頭の中で喋ったり、曲を歌ったりした。
すると突然体の這う感覚が無くなった代わりに耳に違和感を覚える。
耳が詰まり、何かが中でうねり、暴れ。ねとねととしたなにかが耳に。
何か、と耳に手を伸ばし、触ると、少ししめっていて、ぷにぷにとしていて、すこしもちもちしていて。
これ知ってる。
何も考えることが出来なかった。耳に蚓が入り込み、奥の方を弄ろうとしても何も考えることが出来なかった。
「ぁ゛ぁ゛っ、い゛ぅ…、」
意図していない、脳が命令を送っていないのに、声が出る。その声で何処かへと行っていた理性がふと帰ってくる。
帰ってきた途端、また激痛。
体は針で刺されたり、がちと挟まれたり、血を吸い取られたり。自分の排泄物を出す穴にはミミズのような気色の悪い生き物が何匹も、何本も入ってくる。前の其れには蛙のようなペトペトとした手足、舌で弄られている。いつの間にか空いた口にはカサカサとしたナニカが口内を弄る。
「いあ!たべたくなひ!い゛!!」
飲み込んでしまいそうで怖い。もう救われる方法は無いのだろうか。
そうだ。これは夢だ。妙にリアルな気持ち悪くて吐き気がして体が熱く耳に違和感を覚え口に入っている何かは気の所為だ!
夢でないことは知っている。でもこう思い込んでいないと死んでしまう、狂ってしまう。そんな気がして。