お風呂の時間
ショッピ)暁さーん
暁)!!
ショッピ様に呼ばれ声がした方へテチテチと向かいひょこっと顔を出すとショッピ様が私を探していた
暁)暁ならここに居ます!
と返事をするとショッピ様は「そこに居たんだったら返事して下さいよ…」と少しだけ文句を言われ「えへへ、ごめんなさい」と謝るとショッピ様は私を何故か抱っこ……抱っこ!?
暁)あ、あのぉ…なぜ抱っこ…何ですか?下ろしてください…?
ショッピ)事情ですよ事情
暁)…(嫌な予感しかしない…)嫌です下ろしてください
ショッピ)知りませーん連行デース
暁)ちょ、いにゃぁぁぁぁあ!!!!!
連行されている途中
暁)嫌なのです!離してください!!!
ショッピ)暴れると落ちますよ〜
ショッピ様の腕でジタバタと暴れていると…
暁)スンスン…??(何だこの匂い…甘い?苦い?なんと言うか…有毒極まりない匂いが…)
あまりの匂いに思わず暴れるのをやめショッピ様はいきなり大人しくなったのが気になったのか「どうしました?」と聞いてきた
暁)あ、いや…なんか…凄い匂いがして……
ショッピ)匂い?
暁)はい…なんと言うか…本能でこれはやばいって感じる匂いが…
ショッピ)…(気の所為…じゃ、無いよな……)場所はどこですか?このまま運びますよ
暁)え、あ、はい…えっと…多分ですけどグルッペン様の部屋の方向ですね…あんまりはっきりと分かりませんけど…
ショッピ)分かりました、走りますよ
暁)え?へ、ちょ…うぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!
グルッペン様のお部屋の付近
暁)スンスン…グルッペン様のお部屋から匂いがしますよ!
ショッピ)途中で色んな人とすれ違いましたけどその人たちから匂いはしましたか?
暁)えっと…今の所はしてません
ショッピ)りょーかいっす
なんて話しているとグルッペン様のお部屋につき許可も無く部屋に入るとグルッペン様は目を丸くさせ丁度、入れたばかりであろう紅茶を飲もうとしていた
グルッペン)ど、どうしたんだ…?お前ら
暁)そのお紅茶は飲んではダメです!絶対にダメです!
ショッピ様の腕から飛び降りてグルッペン様から強制的に紅茶を取り上げる
グルッペン)????
暁)直ぐにしんぺい神様を呼んできてください!万が一でも毒が入ってたらダメです!
ショッピ)は、はい!
グルッペン)ど、毒?
暁)ですです!
グルッペン様に軽く事情を伝えるとグルッペン様は私の頭をよしよしと優しく撫で「ありがとうな、助かったゾ」と言われた
暁)グルッペン様がご無事なら何でもいたしますよ!
なんて話しているとしんぺい神様とショッピ様が到着した(なんかショッピ様痩せこけてない…?と、言うよりも…ゲッソリしているような……)
暁)…(何も見てない…)
その後グルッペン様は医務室に連行され諸々…多分、検査された…多分……なんか…医務室から悲鳴が聞こえた…けど、知らない…私は何も知らない…
グルッペン)暁助けろぉぉぉ!!!!!!
…ごめんなさい、グルッペン様……
ショッピ)自分はこの後何も無いだろうと思っているそこのロリ
暁)だぁれがロリですか!
ショッピ)一緒にお風呂入りますよ
暁)へ!?え、ちょ…いや!ヤダ!
ショッピ)はーい知りませーん
暁)たしゅけてぇぇぇぇぇ!!!!!
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