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テラーノベル(Teller Novel)
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もう何も求めない

求めたって誰も与えてくれないからさ、

僕の事好きな人なんて一人もいないから

きっと君も_____


『牛蒡の花』


⚠︎キャラ崩壊,キャラ崩壊,キャラ崩壊,口調崩壊,色々暗いです,暗いです,やばいです,地雷ある人おすすめしません🙏🏻











自分なんて嫌い

家族の事も嫌い

クラスのあいつも担任のあいつも

全員大っ嫌い

この世界が嫌い

もう全部消えちゃえばいいのに


なんて言葉を吐いてみたり、

自分の事を何とか好きになろうと頑張っても結局無理で、もっと自分の事嫌いになる一方で、

もういっそ消えちゃっても誰も気づかないのかなって笑



あーー頭痛い。


今日の天気は雨

嫌い。




今日の予定はろふまおの収録だけ


頭痛に苦しまされながら準備をして嫌々外に出る





〜事務所〜


ガチャ

剣『…..おはようございます』

加「剣持さんおはようございます、今日雨凄いですねニコッ」

剣『ですね、笑』

不「もちさんきたんかぁ!!!あと甲斐田だけやな!!!」

剣『甲斐田くんまだなんですか、いつもより遅いですね』

ガチャ

甲「すみません遅れましたァ!!!」

不「おい遅いぞ甲斐田ァ!!!!!!」


成人男性2人の口喧嘩が頭に響く

煩いなぁ……


加「いい歳した大人2人が何喧嘩してるんですか…..」

甲「いや僕悪くないですって!!」

加「どっちもどっちですよ。とりあえず収録始めますよ」



〜収録中〜


剣「(やばぃッ…頭痛が思ったより酷くなってきたし、フラフラする…)」

加「….剣持さん?大丈夫ですか? 」

剣「(セリフ…..なんだっけ…頭働かなぃ….)」

不「もちさん?」

剣「(ぁッ…これやばッ)」フラッ

加「剣持さん!」ガシッ

甲「もちさん?!」

不「もちさん大丈夫か?!?! 」

加「…..気失ってますね」

甲「え゛、ちょスタッフさん!!!!!!!」


ー 数分後ー


〜休憩室〜

剣 「い゛ッ……」ズキッ

剣「……ぁ、れ?」

身体に電流が走ったかのような酷い頭痛で目が覚めた

剣「あれ、僕収録してたんじゃ…」

加「剣持さん起きました?」

僕が混乱に陥っていると視界の端に社長が映った

剣「ぁ、あの…収録って…?」

加「あぁ、今日は中止になりましたよ」ニコッ

剣「中止…ですか?」

加「病人をこんな過酷な収録に参加させる訳ないでしょう?」

剣「いや….でも…」

加「はいはい、全雑魚小僧はゆっくり休んでてくださいね」

剣「….」ムカッ


社長のこういうところ、凄く腹が立つ               今の僕が言えることじゃないけど


加「他2人は用事があると言って先に帰りましたけど、私も今から帰るので剣持さん送っていきましょうか?」

剣「いや、僕はタクシー乗って帰ります」

加「いや大変でしょう?送っていきますよ!」

剣「….じゃあ….お言葉に甘えて….」

加「私は先に車で待ってますので色々落ち着いたら来てくださいね、それでは」


そう言い残して社長は休憩室から出ていった


剣「待たせる訳には行かないから早く準備しないと…」


重い身体を無理矢理動かし荷物をまとめる。

準備が終わり、急いで外に出るといつの間にか雨はやんでいた




大量に停めてある車の中から社長の車を探す

見つけずらいかと思いきや社長の車は他の車より謎のオーラがあり凄く 見つけやすかった


剣「遅くなってすみません」ガチャ

加「いえいえ、早かったですね」

剣「乗せてもらうのに待たせる訳にも行かないので….」

加「流石剣持さん、真面目ですね」ニコッ


そんな会話をしながら気がついたら僕の家に着いていた


剣「社長ありがとうございました」ニコッ

加「いえいえ、ゆっくり休んでくださいね」




最後の最後まで僕の身体を心配してくれて、

本当に心の優しい人だ


きっと”僕なんか”じゃなくてあんな人が好かれるんだろうな、笑

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