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私には勿体ないくらい優しい人。
なんでそんなあなたが私のことを好いてくれるなんて
誰が聞いても最初からおかしい話だった。
あなたはどん底に落ちて、私は泣きじゃくる。
そんな別れ話をしたあの日。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったんだよ。
あなたのためにした行動があなたにとって苦痛になっていて、その事に気づけなかった私は、あなたに酷いことを言うばかりだった。
そういえばあなたは私から離れてくれる。
もっと幸せになれる。そんなバカバカしいことだらけが頭に浮かんでいた。
別れてから、数日後にきたあなたからの手紙。
初めは開けるのが怖かった。
けど、中身を見たら、私の事ばかり書いていた。
こんなにも私を褒めてくれる人なんて、
誰一人いなかったのに。
唯一完璧に近い人と言ってくれたのはこの人だけだった。
そんな手紙を見ながら思わず驚く私。
別れたのに。あんなにも酷いことを言ったのに。
こんなことを手紙にかけるあなたは凄いと思った。
その言葉が嘘でも嬉しかった。
普段言われない可愛いも、最高も、素敵も、
全ての言葉が嬉しかった。
私の幸せを願ってくれてありがとう。
やっぱり心の底から最高だと思えたよ。
今までありがとう。大切だったよ。
夜月.