エセ関西弁
本人様に関係ない
本人様が同性愛者というわけではないです。
「ちょ、はよ!大先生!!」
「は!?ちょ、ここせま…」
ドコドカッ!!
「ふぃ〜…一旦大丈夫か…。」
「おぃ…///近いわ……」
プリントを出せと追いかけてくるトントンを振り切り掃除用具入れに大先生と共に入る。
「しゃあないないやろぉ…?お前が奥行きゃええねん、」
「バカ!潰れるやろ」
てか、流石に狭いな…///
大先生より俺のほうが少し背が高いので、自ずと奥に居る大先生を抱き締めている状態になる。
「ぁ…すぅー…大先生?」
いつもは話せているのに謎に喋れなくなり、
少し低い声で大先生の耳に囁く。
「ひぅっ…♡!?…な、なんやねん…///」
「あ、ふーん?」
へぇー?大先生。耳弱いんや〜?
大先生の耳に手を伸ばし、にぎにぎと触る。
「んっ…///ちょ、やめ…れ…」
「駄目やで?大先生。声出したらトントン来るでw」
「ッ……ぁ、んっ♡はぁ…///や、はぁ…っ」
「ふ…w声エロ♡」
耳に口を寄せ、舐めたり甘噛みしたりすると、声が大きくなってくる。
「ッ…♡ちょ、ほんまにやめ…////ぅ…あ、」
耳から口を離すと、ツーっと白い糸が伝う。
そのままがぶっと首に噛みつくと、痛いような、気持ち良いような、そんな声を出す。
「あ”っ♡そぇ…やぁ////」
「ふ…w説得力の欠片もないな♡」
口を離すと、かくっとこちら側に倒れてきて、がたっと用具入れが揺れる。
「あ、おぉいっ!!お前ら早よプリ、ン…ト…」
「あ、トントン!ごめんって!プリントなら明日…」
「あ、ご、ごめん…シッマと、だ、大先生…」ガタッ
ドアが開き、凄い勢いで話し始めるトントン。
慌てて言い訳をしようとしていると、ドアがすっと閉められる。
何やねん……まあプリント出さなくていいならいい…のか?
「うぇ?何やったんや……あ、大先生?」
「し、っま……////」
「ぁ…ッ////おま、その顔……やめろ…」
大先生の方を見ると、とろんと溶けた瞳で此方を見てくる。
トントンがどっか行った理由これか……////
「はぁ…ッ///!?おまえが…こんな…」
「…手、出るから…こっちみんな…////」
「っ////もう出したやろ…」
「もっと出る、から…////」
やめろ。抑えろ
この眼の前の小動物を食ってはいけない…////!!
「…なら、出せや…////もっと、手ぇだしてや……」
「…は、」
大先生の方を見ると、物欲しげな顔でこちらをじっと見てくる。
……同意は、取ったよな♡?
目の前にある唇を奪い、歯列をなぞる。
…キスぐらい、何回もしてるやろうに…
「んっ…///ふ、はぁ♡ぁっ…ン…♡」
「ふっ…♡ジュッんぅは…」
息が苦しくなったのか、トントンと背中を叩かれる。
優しく口を離せば、白銀の糸と共にとろとろに溶けた大先生の顔が見える。
「キスぐらいで、こんなどろどろなるん♡?」
「ッ…んぅ////しっまやからやし……」
へ?は?
「……何それ、可愛すぎん?反則やろ……////」
「ぁ…う…///」
可愛いというと、少女漫画のように顔を赤くする。
女の子やん…
「な、好きやで?大先生♡」
「っ……ぼ、ぼくも…////す…、すき…」
可愛い。
こんな可愛かったっけ?
あ、そうや。『しっまやから』やっけ?
やば、俺幸せすぎるやろ。
残念やったなお前等w
「大先生、俺んち来てや。」
プリントは当分終わらなそうにないけど、そんぐらい良いかもな…
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