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平和とは

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第5話「大粛清と帝国の1歩」

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2022年10月29日

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アジアとヨーロッパを跨る超大国、ソビエト連邦。そこにある手紙が届いたのだ。


赤軍「同志スターリン!」

スターリン「どうした?」

赤軍「チェコスロバキアからある手紙が来まして。」

スターリン「そこに置いといてくれ。」

赤軍「了解しました。」

ガチャ


手紙か……なんなんだ?見たところ外交官からのパーティーの招待に見えるが……


「チェコスロバキア外交官から、こちらの諜報員が貴方たち軍のある不祥事を確認したためここに載せます。どうするかはお任せします。

赤軍反乱軍概要

〜〜〜〜

〜〜〜〜


幾人ものの名前が書かれていた。

下級兵、高級将校、将軍。そして元帥。家族の名前まで。

何万と書かれていた。

スターリンは恐怖した。

昨日話した人も、一緒に食事をした人も、最初から自分を支えてくれた人も。

涙した、なぜこのような事が。絶望した、信じられてないのか。

そして……憤慨した、母なるロシアに背くものが居ることに。

こいつらはもう人ではない。ナチスと同じだ。


「粛清リストを更新せねば……」



ドイツ、皇帝騎士団本部

ハイドリヒ「おい、誰かいないか?」

騎士団員「何でしょうか?」

ハイドリヒ「コミュニストにこれをおくれ。」

騎士団員「了解しました。」

ハイドリヒ「チェコスロバキアを間に挟むよう。」

騎士団員「やはりあなたが長で良かったですね。」

ハイドリヒ「私は外交方面は何も出来ん、お前のような仲間がいるから成り立っている」

騎士団員「相変わらずですね。」



数日後

ハイドリヒ「……まさかここまでとは。数万でも潰してくれればいいと思ったが……」

ハイドリヒ「このたった数日で10万を超えた……」

ハイドリヒ「あいつも被害者と言えるのだろうか。……コミュニストは駆逐せねば」



ラジオ

「…………えー、現在確認されました、イギリスから世界に伝達。イギリスは大英帝国の復活のために、カナダ、オーストラリア、マレー、インド、ビルマ、バングラデシュへ宣戦布告した模様です。現在カナダへの攻勢が圧倒的でカナダ広報官によりますと、えー、イギリス軍最前線はオタワまであと10kmまでとの事です。またオーストラリア構成国であるニュージーランドにもイギリス軍が6から8師団程上陸した模様…




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