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テラーノベル(Teller Novel)
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⚠︎ あてんしょん ⚠︎

めちゃつえー + くらいしす

・🍱🦖メイン

・微ぐろ

・🧻の口調掴めてない











全部を受け止めたかった 。

味方の闇も 、敵でさえも 。

「許し」をあげたかった 。

僕は強欲な男だから 、それ故に失ってしまうものも少なからずあった 。








うまく開かない目を無理矢理開く 。

視界がぼやけてよく分からない 。

お腹の上に電柱が倒れてて 、うまく息が出来ない 。

眩しく光る満月に僕は手を泳がせる 。

隙間から零れる光が物凄く綺麗だ 。


「 っ 、じぶんさえもッ … 、守れないなんて … 。」


苦笑を零した 。

上にあげた手から一筋の血が流れた 。

それが重力に従って 、僕の頬に落ちる 。


ああ 、ぼくこれから死ぬんだ … 。


そう思った 。

手の 、力が抜けていく 。

体が言うことを聞いてくれない 。

血が脈打つ感覚さえも失った 。

目を閉じて 、死ぬのを待った 。

その時だ 、


「 おい 、いたぞ!」


突然 、聞き慣れた声がした 。


( リト … ? )


「 みんなー!おったみたいやで ~!」


マナの声 。

薄らとテツの声も聞こえる 。


「 ウェン?大丈夫か、!? 」


「 りと 、なんで…? 」


彼の名前を呼べば 、リトは安堵したような顔をした 。

遠くから 、バタバタと誰か 、大勢が来る足音がする 。


「 取り敢えず 、お前は絶対に動くなよ 。

おい 、るべ!手伝ってくれ ~!!!」


「 はいはい 、そんな大声出さなくても聞こえてますよ 。」


るべが 、みんなが 、来てくれた 。

ザリ達まで 。

リトとるべ ( 触手 ) はふたりで電柱を持ちあげて 、隅に退かしてくれる 。


「 う゛ッ 、… ごほっ 、!? 」


口から血が出てくる 。

口の端を伝って 、ぼたっ 、と落ちた 。


「 ウェンくん!? 」


「 私が診ます 、」


ザリが僕の脈を測ったり 、外傷の具合を大まかに診てくれる 。

その間 、僕は目を閉じないようにするだけで精一杯だった 。


「 …… 念の為 、救急車を呼ぼう 。

あまり状態が良くないです 。」


「 俺がやってくる 。」


ロウが1番に口を開いてこの場を離れて 、スマホを触っている 。

ザリは救急箱を取り出して 、包帯やガーゼ 、消毒液などを次々と出していく 。


「 ライと 、かげつ … それから 、べんた …ッとウィルソン … 、は? 」


ふと 、疑問に思ったことを言った 。

口を開いたのはるべしょうだった 。


「 4人は辺りにKOZAKA-Cの連中がいないか見て回ってくれてます 。」


「 そう 、なんだ … ぁ 。」


目を細めて薄く笑った 。

みんなが無事ならなんでもいいや 、そう思ってしまう 。

すると 、マナが僕の事を心配そうな目で見てきた 。


「 そうやで 、やから心配はせんでええよ 。

今は自分の事を優先しいや? 」


あまりにも優しい声でそんなことを言うもんだから僕は安心してしまった 。

そこからの記憶は全くと言っていいほど無かった 。

最後に聞いたのはみんなの焦っている声 、ただそれだけ 。






「 っ 、う゛ぅ … ? 」


薬品の匂いが鼻を刺す 。

痛む腹部を抑えて 、起き上がり 、辺りを見渡した 。

一面が白色で覆われている 。

ここは 、医務室 … ?


「 あ 、起きた 。」


声の聞こえた方向を見れば 、ザリが立っていた 。

ぽかんとした表情で僕を見ている 。


「 … 起きた!? 」


目を逸らしたかと思えばまた僕を見て 、声を荒らげた 。

それと同時に 、彼が持っていた物が全て地面に落ちた 。

静かな部屋にザリの声と物が落ちた簡素は音だけが響く 。

ザリはそれに気づき 、コホン!っと咳払いをして 、僕の傍に来てくれる 。


「 起きてよかった 。」


そう優しく微笑んで 、僕の手を握ってくれた 。


「 ぼく 、あのあと …… 、」


そう言いかけた時 、

ドタドタと廊下が騒がしくなる 。

一瞬 静かになったと思えば 、ドアが勢い良く開いた 。


「 ザリなんかあったんか!?」


「 めちゃくちゃ大きい音しましたよ!?」


ヒーローみんながこの部屋に入ってきた 。

僕の姿を見れば皆が呆然としている 。


「 … えっと 、」


これは流石の僕でも動揺が隠せず 、頬をぽり 、とかいてしまう 。


「 … 幻覚じゃないよな? 」


ロウがこの沈黙を破って 、目をまんまるにして見てくる 。

どう返したらいいか分からず 、へにゃ 、と笑って見せた 。

そしたらマナが 、僕にだきついてくる 。


「 よかったぁ … 、ッ無事で …!」


鼻声で 、いつもみたいな元気いっぱいな声ではなかった 。

いつもとは着心地がまるで違う患者服が濡れる 。


「 、ない … てるの ? 」


マナの背中に手を置いて 、そう問いかけた 。

そうすれば 、彼は僕の肩を掴んでくる 。


「 仲間が死にそうになって泣かへん奴が何処におるん …!? ウェンはそれくらい危険な状況やったんやで … 、!」


彼の 、顔が見える 。

いつもは眩しいくらいの笑顔で出迎えてくれるのに 、今は涙で濡れてる 。


( 大切に 、思ってくれてるんだぁ … 、)


当たり前のことに安堵をしてしまう自分がいた 。

ふと 、みんなの方を見る 。

涙を静かに流してる人 、大粒の涙を必死に止めようとしてる人 、まだ呆然としてる人 、何とも言えない顔をしてる人 、にこやかな笑顔の人 …… 様々だった 。

ひとり 、リトが僕の傍に寄ってくる 。


「 ウェン 。」


僕の右肩に大きな手を乗せて 、満面の笑みで口を開く 。


「 おかえり 。」


その言葉に 、僕は驚く 。

そんなこと 、言われると思ってなかった 。

彼の笑顔に釣られて 、今度こそは笑ってると自分でも思える 、1番最高の笑顔でこう言う 、




「 ただいま 、!」







一粒の涙が頬を濡らした 。











🧻と🐝🤣のこらぼ配信思い出して書いてみた 。

こういうはぴえんもすごく好き 。




やっぱり 、こっちの方が書きやすい

【メチャツ🅰️】短編

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