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「、、、」目が覚め眼鏡をつけた。
眼鏡は自分の息で曇る。
僕の朝はいつも辛い。
ベッドから立って、角を曲がった洗面台で顔を洗う。
食卓に出ているパンを食べ、分厚い制服を着て、嫌々ながら学校に行く。
高校に通いだして半年を過ぎた冬、慣れた手つきで毎朝のルーティーンをこなしてゆく。
玄関のドアを開け、上を見る。
青々とした空を肌で感じ駐輪車の自転車を跨ぎ、嫌々ながらペダルを漕ぐ。
とても寒い。動くのがめんどくさい。と思いつつも、十五分程度で学校に着いた。
何気ない日々。
それに相反した学校生活。
僕は今自分を偽っている。
アイツにも。