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テラーノベル(Teller Novel)
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gt「なぁ」

『なに、てかだれ??』

gt「お前なんでいつも独りなの」

『誰とも関わりたくないから』

gt「じゃあさ、俺と友達になろうぜ」

『話聞いてた??』

gt「だってお前面白そうだから」

『でも友達いいよ』

『私はよくここにいるから』

『いつでもおいで』

gt「じゃあ、またあしたな!!」


これがいつかの夏での初めての出会い

そして雷にとっての初めての友達


『お、来たね』

gt「今日はゲームしようぜ」

『やったことないから教えて』

gt「ゲームやった事ないま??」

『しょうがないじゃん』

gt「しゃーねーなー!!」

gt「教えてやるよォ!!」

『頼む相手間違ったかな』

gt「なんだってぇ??」


これが雷が初めてゲームをやった日


gt「今日は俺の友達も連れてきた!!」

gn「こんにちは〜」

gn「どうもげんじんでーす、げんぴょんってよく呼ばれまーす」

tr「たらこっていいます」

tr「あ、一応おとこね?」

『じゃあげんぴょんとたらちゃんかな?』

tr「かわいー」

gn「最近よく出かけるなぁとは思ってたけど」

gn「こんな可愛い子に会いに行ってたんだ」

gt「やらねぇぞ??」

gn「わーかってるって」

tr「名前なんて言うの?」

『雷』

『色々知らないから教えてねぇ』

tr「じゃあ雷って呼ぶかぁ」


これが限界に初めてあった日


その後にも補欠にあったり誕生日パーティーとかもやった

俺らがやること全部雷は初めてだった


そして今年の夏

俺は病気にかかっていた

心臓病

俺はずっと心配とかさせるのが嫌だった

だから今回も隠してた

まだ治る段階だったのに俺は放置した

だから20歳まで生きることが難しいかもしれないと言われてしまった

だったら俺は雷にもっと初めてを教えてあげようって決めた

雷の初めてを教え終わる時には俺は死んでるかもしれないけどなw


なのに

『何隠してるの?』

gt「なにが??」

『おかしい』

『絶対なにか隠してる』

gt「なんもないってw」

『じゃああと2日で、』

『なんで居なくなるの?』

俺はわかってしまった

このあと2日後に何が起こるのか

雷は元々周りや自分の命に危機がある時に人の頭に数字が出てくるらしかった

gt「俺明後日これないわ」

『やっぱ何かあるの?』

gt「なんもねぇーってw」


俺はその明後日で死ぬはずだった

俺が倒れたのは1日前だった

限界と補欠と雷でゲームをしてた

ゲームで勝ったりして興奮してたからか俺は突然心臓が痛くなった

たらこやげんじんや補欠も俺が胸を抑えながら苦しみ始めたら驚いてた

当たり前よなw

だけど雷だけは泣いていた

『なんでッ、』

『なんでぐちつぼなのッ?』って

俺はそのまま病院に運ばれた

延命手術をしても1日しか伸ばせなかった

俺が目を覚ませばみんな飛びついて泣いていた

だけど雷はいなかった

ごめんごめんwっていえば

たらこからはばかぁ!!って言われたw

げんじんからは俺らに相談しろよって言われた

んそめからはずっと隠してたでしょって言われた

焼きパンからは生きててよかったぁ!!って言われた

ごんかねからは死ぬのはまだ早いよぉ、!!って言われた

心臓を入れ替えれば俺は生きれるらしい

いわゆるドナーが必要らしい

だが心臓を海外から取り寄せるしか無かった

最低でも2日が必要らしい

俺が死んだあとになってしまう

もう諦めてた

gt「最後ぐらいいっぱい遊ぼうぜ!!」

こんなことを言うしか無かった

みんな顔が暗かったのを今でも覚えてる


夜まで遊んでた

ほぼゲームだけど

そんな時、先生から

「ドナーが見つかりました」

と言われた

だけどなんとなく先生の顔は暗かった

その事に気づいてなんてなかった

ここにいる皆は顔を明るくしてた

俺だってそうだ

先生から手術をしますかって言われた

gt「はい、します」

そう答えた


だが手術始まる前に雷にあった

雷は『手術頑張ってね』『絶対生きててね』と

念を押すようにたくさん言ってきた

gt「俺手術終わったらお前に言いたいことがある」

gt「だからまってろよ!!」

『そっか、わかった』

『待ってるよ』

そう言って俺の手術が始まり、無事成功した


病室で目を覚ましたら

みんな泣いてた

だけどまた雷だけはいなかった

gt「雷は?」

こんなことを聞かなければよかった

gn「お前の中にいる、」

gt「は??」

gt「ど、どうゆうことだよ、」

ns「お前のドナーは、雷だ、」

gt「そんな、そんなッッ、」

gt「うそだッッ」

tr「ぐちさんのドナーに自ら志願したんだってよッ、」

あんだけ念を押されてた意味をやっと理解した

あの時の待ってるだって上で待ってるって意味だったんじゃないかと思う

俺はその後退院してアイツらと仲良く配信者として生きている

20歳まで生きれないって言われてた身体は今こうやって生きてる

gt「でも、俺は雷と生きたかったな、」

gt「俺は今すぐにでもそっちに行きたいけどそんなこと雷は望まないだろ?」

gt「次は上に行くまで待ってろよ」

gt「上に行ったら絶対言ってやるからな」

手術前に言おうとした

俺と付結婚前提に付き合ってくださいって

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