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ー赤組の部屋ー


「やっとりうら寝たぁ…」


りうらが高熱を出して大変だったが、ifは安心したのか、疲れたのか拍子抜ける。


「まろ…怖かったぁ!りうらめっちゃ熱上がっとるし、怖くてどうすればえぇか分からんっ…」


「頑張ったなぁ…ゆっくりしとき〜…!」


悠佑は優しくそう言った。










「ゔぅ…んゔっ…ハァハァ…!」


りうらがうなされている。


「「りうら!?」」


ifと悠佑は2人同時に驚く。


「ハァハァ…んっ…ゔぅ、ゲホゲホッ…!」


「まろ、タオルとか持ってきてくれへん?りうら、結構汗かいてもうてる…」


「わかった~」


ガチャンッ


ifはタオルや色々とりに、下へ行った。

りうらの背中をさすり続ける悠佑。


「んぅ~…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」


だか、またもや泣き出してしまう。

悠佑はなんとかしようと思い、薬を探す。


どこを探しても薬が見当たらない。まさかリビングにあるのか…?と思いつつ、りうらの方を見ると、りうらは手で口を塞ぎ、肩を上下させて気持ち悪そうだった。


「!りうらっ!?」


バッ!


悠佑はとっさにゴミ箱をりうらの口元へ近づける。











一方、ifは…


(タオルと…あと、薬も持ってた方がいいのか…?)


ifは薬も取りに行こうとした_


ゴキッ!


「ッ!?い”ったぁ…!誰やねん、シャーペン落としたのッ…:( ꐦ´꒳`;):」


ifは歩いた先にシャーペンを踏んでしまった。


「…んぅ~…いふに、い…?さっき、ヤバい音したけど…」


机に伏せて寝ていたないこが目を覚ます。


「…ん、あれ…?シャーペンない…」


ないこは机の上に置いていたシャーペンがなくなっていたことに気づいた。


「…これのことやろ?( ꐦ◜ω◝ )」


「あぁ!それ、それ!!」


「俺、これ踏んでめっちゃ痛かったんやけど!!」


「えぇッ!?ご、ごめん…」


「…こっちも踏んで悪かった…次からは気をつけてな~」


「う、うん…」


そう言ってifは棚から薬を取る。


「あっ!ないこ!さっき言うの忘れてたんやけど、りうらが結構熱上がってもうて…」


「えっ?そうなの?!お、俺どうすればいい?」


ないこは必死に言った。


「じゃあ、これ(タオル)と、薬持っててくれへん?俺は一旦、いむしょーの様子見に行ってくるわ!」


「わ、わかった!」











ー赤組の部屋ー

ガチャンッ!


「りうら!!」


「ぅおっ!な、ないこ?!」


悠佑は、ないこのあまりにも大きい声にびっくりしてしまう。


「あっ、ごめん…叫びすぎた…」


「ないこ、まろは?」


「いふまろなら、いむしょーの様子見に行ってるよ…」


「てか、薬までありがとな!」


「いふまろが、渡してくれたんだけどね…」


2人は小声で話す。




「ゔッ!…おぇぇ」


りうらは、ゴミ箱を抱きかかえ、嘔吐いていた。


「「りうら!!!」」








次回♡1000!

体の弱い弟を支える6人兄弟の物語

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コメント

12

ユーザー
ユーザー

おぉ…てか、押すのはやっ!続き書くの頑張る!

ユーザー

♡1000押したよ〜!続き待ってるね!

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