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2人の視点書いてくれんのまじ感謝です!!!! 続きがどうなるのかすごい楽しみ……!!!
え?泣くよ?そしてモブ美辞めて?こんな健気で可愛くて初々しい2人を邪魔しないでくれるかな?続きを下さいそしてそれがバトエンならハピエンを下さい
今回も神の様な作品をありがとうございます!!! 発狂したいのを必死に抑えました!! 2人とも初恋なのいいですよね(((((
注意⚠
中太
現パロ
太宰さん受け
誤字脱字多め
口調迷子かもしれない…
地雷さん、苦手な人は回れ右!
俺達は今年の春に小学六年生になった、太宰とは3年の時までは同じクラスだったが四、五年生では別々のクラスになった、四年生になってから2ヶ月ほどは太宰のクラスに行ったりと関係が悪くなるわけではなかった、が、俺は太宰から突然
先「ちゃんと自分の新しいクラスを確認してくださいね〜」
先生のそんな声が聞こえた、廊下は騒がしくまわりには新しいクラスを確認する人や中のいい人と同じクラスになれて喜んでる人、逆に別々のクラスになってしまい残念がってる人がいた
太宰と俺も新しいクラスを確認するため廊下に貼ってあるクラス表を見た、去年も同じクラスだったし太宰とクラスが離れることはないだろう
中「あ、俺、1組だわ」
俺は自分の名前見つけた、ふと隣を見ると太宰がまだ自分の名前を探しているようだった
中「太宰はどうだよ?ま、どうせ今年も同じクラスなんだろうけどな」
太「そうだね」
どうやら、太宰も俺とクラスが離れることはないと思っているようだ、
太「………ない…」
隣から聞こえてきたのはその一言だった
中「何がだよ?」
太「名前だよ、1組に僕の名前がない」
…は?
中「は?嘘だろ?」
そう言い、俺はまた1組のクラス表を見る
中「本当だ…」
そこには太宰治という名前がなかった
太「…やっぱり?なら違うクラスかな」
太宰が他のクラスの表を見る、
太「あ…」
中「あったか?何組だよ?」
太「2組…」
…隣のクラス、まさか太宰と別々のクラスになるとは…新しいクラスが発表される前に神社で太宰と同じクラスになれるように願っておいたのだがどうやら神は振り向いてくれなかったみたいだ
中「…まあ、1組と2組なら隣同士だし休み時間に会いに行けばいいだろ」
それに、この関係が壊れちまうわけでもないしな…
太「…うん、」
太「絶対、会いに来てよね」
太宰がそんな事を言ってくれるなんて…思ってもないことを言われ、一瞬、思考が停止した、少し赤らめてる頬がこれまた綺麗だ
中「嗚呼、勿論だ!」
俺達はクラスが離れ離れになっても絶対に会いに行くという約束をした
クラスが発表された日から2ヶ月がたった、クラスが離れてもちゃんと太宰に会いに行ってたから関係は前のまま
葉「…中也くん、ちょっといいかな…?」
突然、同じクラスのモブ葉に声をかけられた
中「嗚呼、なんだ?」
葉「放課後って、時間あったりするかな…?」
中「…嗚呼、ある」
葉「本当?あのね、実は話したいことがあってね…それでね、もしよければ体育館裏に来てほしいの」
中「わかった、放課後な」
葉「うん、ありがとう!」
モブ葉は安心したように其の場から立ち去った、というか太宰に話さないとな…、なんで放課後なんだよ…いや、断れなかった俺が悪いが、…せっかく太宰と帰れるのに、いや、何回か呼び出されたことはあるのだが…はぁ〜…太宰と帰りてぇ…
太「―――――と、言うことで今日一緒に帰れないから」
休み時間、太宰に話そうと思ったら先に言われた、どうやら太宰も女子に呼び出されたようだ女子に…女子に、か…
中「あ、あぁ…というか話したいことってなんだよ?」
太「さあ?何だろうね?」
中「知らないのかよ…告白か?」
その確率がないわけじゃない、太宰は女子が羨ましがるほどの美形だし
太「それは無いよ、中也じゃあるまいし…」
中「…なんで俺なんだよ…」
太「だって中也、度々放課後にお呼ばれされてるじゃないか」
太「どうせ告白されてるんでしょ?」
女子から告白されたなんて一度も言ったことないのにバレてたのか…太宰にはバレたくなかったんだけどな…
中「…嗚呼、そうだよ」
太「なんで中也なんかが女子から人気なんだろうね」
中「知らねぇよそんなの…」
というか、こっちが聞きたいわ
太「ふ〜ん、というか毎回断ってるの?」
あぁ、彼奴等に興味ねぇしな…
中「当たり前だろ、…俺、好きな奴いるし…」
太宰に好きな人がいるなんて初めて言うが…これもバレてるのか?
太「へ〜、いつから好きなの?」
…どうやらバレてないみたいだな、残念
中「…俺が転校した時から」
好きな人が太宰だって今言ったら、どんな顔すんのかな
太「ふ〜ん、そうなんだ…あ、そろそろ休み時間終わるし僕もう行くね!」
俺が少し勇気を出そうと思ったときに!
中「は?まだまだ時間じゃないじゃねぇかちょっと待てよ!」
太宰はそこから逃げるように教室へ戻った…気がする
もう放課後だ、いつもなら太宰と帰れるとうきうきしているが今日はな…いま頃、太宰は女子に…考えただけでも苛ついてくる、もし太宰が告白されて誰かと付き合うなんてことになったら…無理だ、考えるのをやめよう
葉「あ、中也くん!」
中「持たせたな、すまねぇ」
葉「全然いいの、来てくれただけで嬉しいし」
中「それで、話ってなんだよ?」
葉「あ、うん…あのね…」
中「……………は?」
今なんて、太宰に近づくなって言ったのか?
葉「あ、中也くんはもちろん良い人だと思うよ、太宰くんと友達だし、そのね、友達をやめてって言ってるわけじゃなくて…」
中「じゃあ、何なんだよ?」
葉「太宰くんの隣を少し空けてほしいの、ほら、いつも中也くんがいて隣が空いてないから…」
中「…手前は太宰のことが好きなのか?」
葉「え!?あ、うん!好きだよ、太宰くんのこと」
そうなのか…まあ太宰はいい奴だしな、顔は美人だし足腰もスラッとしてるし…でもな…
中「それはできないな」
葉「…そっかぁ…」
中「ごめんな、…俺も太宰のことが好きなんだよ」
葉「…へ?」
中「ライバルに手を貸すわけには行かないだろ?」
葉「あ、うん…そうだね…ごめんね、無理なお願い言っちゃって…これからはお互い頑張ろ」
中「ああ、頑張ろうな」
…まさかあんな事を言われるとはな…太宰も案外モテるのか?いや、モテないほうがおかしいのか…
太宰はまだ終わってないのか?このままここで待って一緒に帰りたいが…塾に間に合わねぇしな、…先に帰るか
朝、登校しているときに太宰を見かけた、こいつはいつも学校に行くのが早いからあまり合うことはないのだけど今日はついているみたいだ、昨日一緒に帰れなかったからな
中「おい太宰、一緒に学校行こうぜ」
太「…」
スタスタスタ
返答もせずに無視して歩き進める太宰
中「ちょ、おい、待てよ!」
つい腕を掴んでしまった、まあ太宰はこうでもしないと逃げるしな
中「無視すんなよ」
太「…」
中「無視すんなって、なんか話せよ!」
太「うるっさいなぁ!中也に関係ないでしょ?」
関係ない、か…そうだ、そのとおりだ、けど…
中「…そうかもしれねぇけど…」
太「けど?なに?」
中「友達が自分のこと無視したら傷つくだろうがよ…」
しかも好きな奴が
太「ッ…!!」
太「いいから離して!」
中「あ…」
無理やり腕から手を離す太宰
太「もう話しかけてこないで!」
中「まっ…」
俺が言葉を言い終わる前に太宰は其の場から去ってしまった、いや、なにか言っていても結果は同じだっただろう
太宰、なんで、なんで急にそんな事を…俺なんかしたか?なにかしたから謝る、謝るからそんな事言わないでくれよ、太宰…
本人には絶対に届かないであろう言葉を心のなかで何度も言った、俺はその時、もう学校に行く気にもなれずに家に帰って寝てしまった…、もしかしたら、太宰のことを追いかけていたら、なにか結果が変わっていたかもしれないのに
その時、俺と太宰の関係には蓋が閉ざされ