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とある、一つの街の奥にある屋敷。
そこには、世界でも有数と言われる人間「ジョルヴ」という爺と、それに従う執事がいた。
森に囲まれたその屋敷は、地図無しでは出ることの出来ない「死の森」とも言われていた。
そこに…12人の人らが招待された。「パーティー」らしい。
ついに…ついに彼奴に復讐する時が来た…。
今ここに、復讐を果たす時。制裁を加える時なり。
一日目。
ジョルヴ「良くぞ来てくれた!ようこそ我が屋敷へ。」
レーム「あぁ、爺さんお久しぶり。」
アルト「凄いな…これが世界有数の金持ちか…」
ジョルヴ「グハハハハ!そう言ってくれて安堵したわ!ガハハ!」
ダース「そうだ、私達の泊まる部屋はどうなっているんですの?」
執事「それに付きましては私めがご案内致しますので、今はお食事をお楽しみくださいませ。」
ケレン「えーと…お風呂あるかしら?ちょっと汗かいちゃって…」
執事「おや、そうですか。ケレン様こちらです、ご案内いたしましょう。」
ケレン「ありがとう。」
アラン「さて、早速頂こうか。そうだ、このワイン。お願いできるか?」
召使「了解致しました。」
ショウ「…この肉、美味しいわね。ワインでじっくり煮込んでる。」
召使「お褒めのお言葉、ありがとうございます。」
アラン「…ふむ。確かにとろけた瞬間口の中に広がる。この肉の甘味…素晴らしいな。」
ハイドリヒ「ふむふむ…すみません赤ワイン、お一つ貰っても?」
召使「お少しお待ち下さい。」
ライト「ジュース貰っても良いですか?」
ジョルヴ「ハッハッハッ!ライトもまだ子供だな!」
ライト「ちょ、ちょっとおじいちゃん!は、恥ずかしいから辞めてよ!」
一同「ハハハハ!」
召使「何に致しましょうか?」
ライト「え、えーと…」
ジョルヴ「ジントニックでも飲め飲め!美味いぞぉ?」
ライト「もうっ!」
召使「え、えーと…どういたしたものか…とりあえず、リンゴでよろしいですか?」
ライト「あっ、はい。」
一日目食事後
エルバ「ふぅ、よく食べた…執事さん、お部屋へ案内してくださる?」
サルボ「俺もお願いする。」
トーマス「なら、ワシもそろそろ部屋へ…」
シェリー「では私めも。」
執事「了解しました。では皆さんお部屋に行きましょうか。」
深夜
ガチャ。バタンッ。
「命は果たされる。」