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「今日の訓練は居ないんですね」
「………嗚呼。如何やら体調が優れないらしくてな、私はゴーゴリの代わりだ
まず、彼奴らを狩るんだっけか?」
今考えると、この世界は子供ばかり
突き抜けて成長しているのはシグマとゴーゴリしか居ない
其れも何か、「唖然とするな。戦場では死を意味するぞ」
考え込んでいる僕の首にナイフを突き立てて来たため此方もお返しにシグマの首に刃を向けた
「其の言葉。お返しします」
「流石、彼奴の育てた子供だ。末恐ろしいな」
シグマは笑った。その瞬間後方からけたましい咆哮が聞こえたのだ
「ウオォォォォォ!!!!!」
振り返った彼等が見たのは、夥しい数の有象無象だった
相手は数千、厭数万はいる
「こんなの二人で、………、?」
此ら全てを掌握するのは不可能だ。
だが、シグマは有象無象に飛び込んで行った
「此処では死ねないからな。引退した身だが、此ばかりは仕方がないだろう」
昨晩の葛藤とは打って変わり、愛する人を守る為に彼は武器を取った
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