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相沢裕之は署内に戻り、自分にとってのありがたい存在について会うことになっていた。それは刑事としての責任と役割であり、もう一人の片岡浩介と山ちゃんはいい友人でもありお互いの職場の同僚だ。片岡は情報収集に長けているが、怒ると危なっかしい行動に出るとこがたまにキズ。山ちゃんは後輩の面倒見が良いことは部署でも有名だった。実に感性のある人柄で感情にも記憶張るが戦場では勇敢に行動し安全を守る戦闘型なのだ。
おかえり〜。相沢さん。ええ。それで何か掴めた。おっ何か掴んだの?山ちゃんは聞いてくる。ただいま、今調査中でして、これにはもっと広いことが関係しているかと。と、いいますと?片岡くんにも言っておきたかったんだがね、事件というのは誰かが垂らした蜘蛛の巣に似ているんですよ。巧妙な罠や危険が現場には潜んでいて、その裏では多くの人物が関係していることもある。あるいは真実が暴かれないように複数の犯行人がいることがある、これは大変なケースですがね。なるほど、裏での目的を我々はまだ知りませんからね。それがもし他のことと関係しているならばのことですが。そうですね。まぁどちらにしろ、事件解決にはまだ遠いいってことだな。コーヒー出来てると。ありがとうございます。では。テレビでなんか不審なニュースが流れているそうです。なんだ。相沢の首が反応して向きを変える。片岡くんテレビをつけてください。はい。急ぎながらテレビをつけるとその瞬間、テレビを見ていた相沢のコーヒーのカップを支えていた手が引く。驚きで瞳孔も開いた。昼のニュースです。中国系マフィアと思われる集団が、東京都稲垣市のビルで襲撃したとのことです。襲われたのはヤマハ銀行の市店で、総額7億円を奪い逃げ去りました。なお、今も逃走を続ける中、犯人の行方について目処は立っておりません。なんですかね、胸騒ぎがします。
一夜明け、早急に取り掛かる相沢、なにより今回の殺人事件の真相は、まだ晴れていない。必死に事件の真相を追う相沢と理由が掴めず、困惑する片岡。で、相沢さん、今そんなことをやる時ですか。そう言われるのはわかっています。ちょっと聞いてみましょうよ。お前たちは残念ながら今回の調査には選ばれてない。引き続き今の調査をするように。そんな。片岡君いい情報があります。今回の事件の真犯人はどうやら別の人物のようです。犯人の桑田裕之はどうやら協力者、そして真犯人と思われるのは3人、昔の資料によりますとね、犯人はおそらく桑田弥幸だが、この事件に関わる三原幸仁佐渡宗 そして坂部渉は桑田の友人であり最近の調査によると真犯人は別の誰かではないかとされている。犯行の不正確さ。証拠材料とアリバイについて考えるとまだ不明な点が多い。したがって桑田が自供はしているもののおかしなことを言う場面が多くまだ不正確な部分がある。坂部渉ってあの小説家の! 相沢の説明の途中に片岡が思い出す。ええ。そうです。そして現在有力なのが、この三原幸仁 佐渡宗 そして坂部渉。ではなぜ桑田は自供を。おそらく何かの因果関係によって犯人になるしかなかった。そう考えるのが妥当だと言えますね。山ちゃんが言い出す。それよりもこの坂部渉ってテレビにも出てきたし一時騒がれてたけど、中国マフィアと関わってたって言ってたやないか!本当ですか!片岡が驚く。ええ、それでテレビから消え、小説とも幕引きをすることになっていたらしいですよ。これは調査する必要がありますね。