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今塾終わったンゴ

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sho side


ふと目を開けると、そこは見た事のない天井だった。

あれ、何でこんな知らないところにいるんだ、?


あ、そうか。

俺、泣いたんだった……






知らない人に大丈夫か?と聞かれて正直戸惑った。だって、ホンマに知らん人なんやもん。


目の前にはいかにもクズそうな青色の人と、緑のフードを被った怪しげな人と豚がいた。


sho「誰や…」


??「あー誰やって言われても…まぁ通りすがりの兄さんや」


??「1人豚やけどな」

??「書類…」

??「すんません!!」


sho「…用がないなら、放っといてくれます?」

「行かないといけないところあるんで」


??「こんな寒い中?」


sho「当たり前やろ」


??「それより、こいつ…意識あるか?」

「顔真っ青やのに、熱いそうやぞ体温。」


そう言って豚がロボロに触れようとした。

sho「…ッッ触るな!!!」


豚はビックリして俺を見つめてた。



正直怖い。

これ以上ロボロが大人に傷つけられたら?って考えたら…


基本ずっとそばにいた俺にさえ、ビビるようになったんだ。

少しでも冷たい言葉を言ったら、泣いてしまうほどメンタルが…精神がやられてしまったロボロを、もう傷つけたくなかった。


ロボロが傷つけられない為なら何だってするよ、俺。

奴隷にだってなる、仕事もする。どんだけブラック企業でも、やってやる。

例え俺がこの世の全員から犯罪者扱いされようと、白い目を向けられようと、ロボロを守れるならいいよ。


それぐらいの事をしないといけないくらい、俺は長い間、ロボロを苦しませてきた。

これは

兄としての使命

であり、

ロボロへの償い

なんや。


だから、こいつらが何者か分からないけど…俺がちゃんと守るから…


俺も、ずっと信じてた親が虐待なんてしてるなんて思いたくなかった。

でも、ロボロに躾だとか、醜いだとか色々言ってて、黒だと確信した。

……全国民の大人は皆そうなのかもって、俺も怖くなった。

でも、守るから…守るからな、ロボロ。



3人に対して身構えてたら、緑のやつが手を上げた。


殴られると思って思わず目をつぶる。

でも、そいつは殴るんじゃなくて、俺の頭を撫でた。


??「そんなに焦ってるって事はそいつの兄弟かなんかやろ、まだ子供やのに偉いな」


俺の頭を撫でながらそいつはそう言った。

目頭が熱くなる。


??「子供2人でそんなんしとるって事は家でなんかあったんやろ?」

「子供からしたら、大人って親とか、親戚のジジイババアとかしか思いつかんやろうけど、世界は狭いようで広いからな?」

「たまには、知らん奴にも助けを求める事が大事やで?」


??「ゾム、口悪い…」


zm「お前は黙ってろや」


??「スミマセン」


??「ゾムの言う通りやな、大人はたまには理不尽な事したりするけどな、全員がそうちゃうぞ」

「僕らじゃなくてもええけど、誰か大人に頼った方がええ」


ゾムと言われた人と、豚が2人して心に刺さること言うからっ…!!


sho「っ……」ポロポロ


??「おーヨシヨシ、大丈夫やで〜可愛い子ちゃん♡」


こいつはきっしょ()


でも、確かにそうなんよ、今の俺じゃロボロは守れない

なら…1番ええのは


sho「っ…ロボロ、ロボロを助けてや」ポロポロポロポロ


zm「ようゆうた、偉いで」ヨシヨシ


sho「さっきから…意識ないねん、ずっと震えてて、身体もめっちゃ…有り得んくらい熱くて、ほんま、どうしたらええんか……っ」ポロポロポロポロ


??「とりあえず僕らのとこ来ぃや」

「ここから5分もかからん。」


そう言って豚はロボロを姫抱きし、豚が着ていたコートをロボロに掛けた。


tn「自己紹介がまだやったな、トントンやで。豚やのうてちゃんとした人間や」


zm「ゾムでーす」


ut「鬱やで〜、大先生なりご主人様なり気軽に__」


sho「俺はシャオロン…で、こっちは双子の弟のロボロ」







それで…泣き疲れた俺は確かゾム…さん?の腕の中で寝たんやった…


ガチャッ


音のする方を見ると、トントン、さんがいた。



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ばりくそなげぇ…!!!

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