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待ってええええ最高すぎるだろ…🤦🤦🤦
第七話:フィンの決断
フィン】「ま、待って!!」
フィン君……。
僕は、レイン君に向けた銃を収める。
フィン】「に、兄さまは…僕がなんとかするから………みんなで…先いっててよ…」
……。
マッシュ】「わかった…やられないでよ…」
レモン】「何かあったら叫んでくださいね」
ドット】「…………」
ランス】「行くぞ…」
僕達は先へ走り出した…。
ここから先のお話はフィン君のお話になるだろう……。
ーフィン達は…ー
フィン】「…………」
レイン】「…………」
き、気まずい…
一度捨てた居場所に戻るだけでも嫌だったのに… 兄さまに会うなんてもっと嫌だったのに…
沈黙の時間が進む…。
レイン】「…なぜ、学校を辞めた」
フィン】「え……?」
レイン】「学校を辞めた理由を聞いているんだ」
………………。
フィン】「……生きやすい世の中を作るためです…」
レイン】「…生きやすい世の中…?そのためには人を消してもいいと?」
兄さまの言っている事は間違ってるとは思えない
でも…………
フィン】「……友達が…幸せに生きれないなんて…そんな世界は嫌だ……」
兄さまがどう言おうとも…僕の心は変わらない。
僕はポケットから銃を取り出した。
フィン】「邪魔するなら…容赦はしない!」
それが、僕の出した答えだ。
僕は銃を兄さまへ向けた。
ごめんなさい…兄さま…。
レイン】「そうか……」
兄さまは動かなかった。
動こうとしなかった……。
フィン】「……動かないの…?」
レイン】「…動いたら銃で撃つのだろ?」
……撃つ気…だった? 撃ちたかった……?
フィン】「じゃ、じゃあ、僕は行くんで…」
何もしてこないのならばみんなのところに行った方が…
僕はソッとその場を離れようとすると…
レイン】「…行かせるわけには行かない。」
えぇ!?なんで!?おかしいでしょ!?
ヒェェェェェエ…戦わなきゃじゃん…
フィン】「なら打ちます…」
僕はもう一度銃を構えた。[続く]