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数日が経ち、二日後、遂に引越しの日となった。警察は何とか家に来ていない。そしてこの前、女性を殺した事もニュースになっていた。捜査を続けているとの事。
「もし私がやっていたら、今頃捕まってたのかな…」
誰もいないリビングでそう呟いた。
夜になり、るいさんが袋いっぱいのお菓子を抱えながら帰って来た。
「はいはーい、お菓子買ってきたから菓子パしよー」
前より色々なお菓子が勢揃いしていた。しかも飲みたかった炭酸が目の前に…
前はなるが参加できなかったのと、この家とお別れなため、そのパーティらしい。ちなみに明日は忙しいため今日の夜開いたとの事。はるさんの案らしい。
そして明日、引越しの日。
「おはようございます…」
昨日、みんなとお菓子パーティーをしてお昼に起きてしまった私。荷物まとめないとなのに…
(それにしても昨日は楽しかったなー!! )
リビングに行くと、いるのはあおさんだけだった。コーヒーを飲んでいる様子。
「あ、なのかちゃんおはよ!」
そう言ってあおさんは目の前にある飲み物を差し出した。
「これは…カフェラテ?」
(ん、この場面前もあった…?)
「そーそー、美味しいから飲んでみて!」
私は疑いつつ、座って一口だけ飲む。
すると、あおさんの声が遠くなり…
彼に誘拐されてしまった。