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もう嫌だ。

♥

201

2024年02月19日

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朔久

昨日の夜寝る前に思いついたの殴り書きします。

朔久

BL、カプは金ブロですね。(順番はそのまま)

朔久

死ネタ、なんでもありな人向け

br

ね〜ね〜きんさんの好きな人誰なの?

kn

え〜?それ、何回目?

放課後の僕が寝過ごしてみんな帰ってしまって、優しいきんさんが待っててくれてるから、帰る支度をしている時。

僕は回答なんて欲しいけど、欲しくない質問をしている。

彼は誰にでも優しくてきっとモテるだろう。だってきんさんだもん。

だから、好きな人が出来ても、きっと彼なら仕留めるだろうから。

その相手はきっと僕じゃないから。

諦めるために、この質問をしたんだ。

諦めたくない、諦めたい。

この気持ちはきっときんさんに託されるのだろう。

br

僕は知りたいの!!

kn

え〜でもな〜

br

お願い!!一生のお願い!!

本当は教えて欲しくないくせに。

kn

今は……いないかな。

br

今はって……昔はいたんすかきんさ〜ん?

kn

まぁ、broooockなら話してもいいかな……

やめて。続きを話さないで。

kn

昔、好きな子がいたの。

kn

でも、俺の目の前で……

kn

交通事故で死んじゃってさ……

kn

その子がずっと忘れられないの……

br

そっ、か……

何その曖昧な返事。

勝ち目あると、勘違いしちゃうじゃん……

br

きんさ〜ん!!こっちこっち!!

kn

broooock危ないよ?ちゃんと前見て?

雪の降るクリスマス。

どこかのパンダとメガネは用事があると言い、

本を読むといい出てこなかった人や、ゲームのイベントがあると言って来なかった人が多いため、2人で出かけることになった。

僕は嬉しいよ!!

例えきんさんが僕に気がなかったとしても。

kn

broooock?危ないからほんとに俺から離れないでね?車に轢かれるよ?

br

わ〜かってるって!!

でもなんか今日はきんさんが変だ。

すごく先に行ったりすると注意してくる。

僕ちゃんと見ながら道路出たりしてるんだけどな……

まぁ、仕方ないし、楽しいから、きんさん隣歩こっと!!

kn

あそこのお店だよね。行くの。

br

そうだね!!あと信号何個分あるんだろ〜?

ゆるゆるとした会話。ずっとこれが続けばいいのに。

br

何食べよ〜?

kn

あのお店はあれが上手いんだよね。

br

わかる!!

横断歩道をのんびり歩いた時だった。

きんさんの後ろからトラックが来ていたのは。

キキーッ

トラックのブレーキ音がしたとしてももう遅い。

これは……きんさんもやられる。

絶対に嫌だ!!

そう思うと体が勝手に動いていた。

横断歩道の真ん中じゃないから、きんさんを左手で後ろに引き、胸板を右手でそのまま後ろに突き出す。

体格差があるから、きっと後ろに行く。

僕……?

どうでもいいや。

ドンッ

鈍い痛みが……襲ってくる。

kn

broooock!?

kn

ねぇ、しっかりしてよ!!

br

きん……さッ

あれれ、喋りずらいな……

痛みを感じない、僕、死んじゃうのかなぁ

だったら言っとこ。

br

だぃすきッ……だったッよ。

kn

なんで……ッ

kn

なんでまた俺の初恋の人は俺の前から消えるのッ?

悲痛な彼の声は僕には聞こえなかった。

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