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テラーノベル(Teller Novel)

イオなめこ

地雷さんは見ないでね!

💛

💜くん

💛

きましたよ

💜

ありがとうっ!

💗

💛来たし、俺お茶買ってくるな

💜

うん

紫色のあの人は2度目の入院中

今回の入院は

手術をするため

紫色のあの人が

早く治したいから

手術をして

長々と治療したくないらしい

紫色のあの人は

お見舞いに行くたび

痩せてるように見える

そして最近

咳することが多くなった

桃色の彼は

ずっと病院にいる

面会可能時間から面会終了時間まで

時にはパソコンを持って

病院で編集してる

僕もほぼ毎日

1時間ほど紫色のあの人の所に来る

その時はいつも

笑顔でいてくれるんだ

だから安心する

してしまうんだ

💛

今日、💜くんの手術ですね

💗

…あぁ

💛

僕も最後まで付き添います

💗

…ありがとな

桃色の彼の返事が

ワンテンポ遅れてる

桃色の彼なりになやんで

緊張してる

僕も緊張してる

成功率ではない

僕達はいつでも

奇跡に掛けてきてるから

💛

💜くん

💛

頑張って下さいね

💗

絶対に死ぬなよ

桃色の彼はそう言って

麻酔を入れたばかりの

紫色のあの人の額に

そっとキスをした

紫色のあの人は

少しだけ頬を

林檎色に赤らめて

にこっと微笑んだ

僕が握ってる紫色のあの人の右手は

少し冷たく

雪道に足跡がつくように

寂しく

虚しく

そして弱く

僕に感じさせる

麻酔が全身を走り

紫色のあの人は

ゆっくり重々しい瞼を

おろした

まるで白雪姫のように

静かで

桃色の彼の心音が

ドクドク

ドクドク

と暗く静かな廊下を響かせる

💗

💜くん

💗

がんばって

ボソリと呟く

桃色の彼は

本当に

美しく

見えてしまうんだ

からからから

紫色のあの人を乗せた

担架のタイヤがまわる

闇に吸い込まれるように

紫色のあの人は

手術室に消えてった

💛

💜くん

💗

なぁ、💛

💛

はい

💗

💜くんが言ってたんだ

「もし、死んじゃったらさとみくんがリーダーやってね」

「俺、さとみくんに頼みたい」

紫色のあの人は考えてる

本当によく

でも

考えるところを間違えると

人を傷つけてしまうんだ

💗

俺、怖いよ

💗

💜くんが死んじゃったらどうしようって

💗

💜くんがいないと

💗

生きていくことすら

💗

ままならなくなるよ…

💛

っ、大丈夫です

💛

僕達は頑張って来ましたから

💛

神様はきっと

💛

僕達に微笑んでくれますよ

💛

僕達が弱気だと

💛

💜くんも不安になってしまいます

💗

そうだよな

💗

ありがとう、💛!

💛

いえ!

💜

んん…

💛

あ、💜くん

💗

💜くん?!

💜

はぁぁ

💜

おはよう、2人とも

💛

っっ!!

僕の視界はぼやけてしまった

時々伝う液体が

僕が泣いてることを示してる

突然頭を掴まれ

💛

あっ

💜

ギュ

紫色のあの人の胸に

頭を押し付けられる

💜

ありがとう!

💜

💛くん!

💛

(´இ□இ`。)°

💛

よかったですっ!!

僕は何もしてないけど

紫色のあの人の放ったお礼は

また僕を泣かせる

僕がないてる間に

交わされる紫色のあの人と

桃色の彼の

浅く甘いキス

それに気づかないフリをして

僕は紫色のあの人の

温もりを感じる

そして思う

この人が紫色のあの人が

僕らの

リーダー

でいてくれて良かった

イオなめこ

はいということでぇ!

イオなめこ

霞んだ水色のあの子と汚い黄色の僕

イオなめこ

12話!

イオなめこ

『闘病生活』

イオなめこ

ということで、

イオなめこ

まぁ、暇だったのにも関わらず

イオなめこ

頭痛に苦しんだ

イオなめこ

みぃるですぅ!

イオなめこ

ササッと次回に進みます!

イオなめこ

次回!!

イオなめこ

『こくはく』

イオなめこ

ついについに遂に!

イオなめこ

🧡くんが❤くんに告白!

イオなめこ

💜くんが好きな❤くん

イオなめこ

❤くんは💜くんに

イオなめこ

吹っ切れるための○○をする

イオなめこ

それじゃあ

イオなめこ

イオおつっ!!

霞んだ水色のあの子と汚い黄色の僕

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なぁぁぁぐぅぅぅぅぅん!(´;ω; `)よかた...よかたよぉぉぉぉ!(´;ω; `)

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