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僕は、ご主人様が大好きだ。前編

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僕は、ご主人様が大好きだ。前編

♥

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2018年10月08日

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僕は子犬だ

今年生まれた柴犬とかいう犬種

今は、お母さんとは離れ離れでペットショップにいるんだ

ある日、ペットショップに入ってきた綺麗で優しそうな女の人が

僕を抱っこしてから、飼ってくれることになったのだ

その人の家に着いてから早速僕は走り回って遊んでいた

その人は、とても心地の良いその部屋に、僕のベッド、遊び道具を置いてくれた

明子

よろしくねー、私、

明子

明子っていうの

ワンッ!

明子

君の名前はどうしよう…

明子

君の名前は…

明子

んー、

明子

ルウ…とか、かっこよくない!?

ワンッワンッ

明子

だよね、だよね!

明子

やっぱり君もその名前がいいよね!

どうやら僕の名前は

ルウとなったらしい

明子

さて!ルウ!

明子

ご飯だよー

ワン

うん、このドッグフードは

なかなか美味しいじゃないか

さては、ご主人様である明子が高いドッグフードを買ったんだな?

カリッモグモグ

明子

どう?美味しい?

明子

犬飼うの、初めてだから、

明子

高いドッグフード買ったんだけど!

やっぱりな

ペロッペロッ

明子

あははっ、くすぐったいよルウ〜!

さて、今日はこの辺で寝ようか

翌日

明子

おはよぉ、ルウ

ワン〜

明子

ホンットにルウは、可愛いね〜♡

明子

ナデナデ

明子

お散歩行こっか!

ワンッ

どうやらご主人様は、会社というところに通っていて

お散歩はかなり早い時間に行かないといけないらしい

しかも、ご主人様が会社から帰ってくるのは午後7時ぐらいで

その間僕は1人(あるいは1匹)でお留守番しなきゃいけなくなった

明子

ごめんねぇ、ルウ

明子

私、仕事に行っちゃうからいい子で待ってるんだよ?

明子

帰ってきたらまたお散歩行こうね

明子

行ってきまーす

ワンワン!

僕はしっかり待ってるよ

午後7時半

まだかな…

遅いな…

暇だ…

…寝るか

明子

ただいま!!

ビクッ

なんだよ、今、寝ようとしてたんだよ

明子

さ!お散歩行こっ!

明子

その後、ご飯食べよう!

お散歩中

明子

ちょ!早いよ!

ずっと待ってて体が鈍ってるんだよ

少しは走りたいの〜

明子

早すぎい〜!!

ワンッワンッワンッ!!

明子

はぁ…疲れた…

ワンッ

僕は満足だ

明子

ご飯…に、する?

フリフリッ(尻尾)

半年後

僕は完全にこの生活に慣れていた

一方のご主人様は、

遊んではくれるけど、

この頃帰りが遅くなったし

僕と遊んでる時よりも

電話で話している時の方が

楽しそうなんだ

この作品はいかがでしたか?

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