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マンホール生活始めました②

マンホール生活始めました②

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マンホール生活始めました②

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2020年05月21日

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よいしょっと。

結菜

誰も居ないなら、いっそここで生活しようかな。

居るんだけど?

結菜

誰。急に現れて怖いんだけど。

どうもどうもそれは失礼しました。
ここのマンホールに住んでる管理人ですよ。

結菜

ここのマンホールあなたの住処?

まぁね。

結菜

それはごめん。帰るね!

帰りたくないな。

家に。

ちょっとゆっくりしてってよ。

結菜

迷惑じゃない?こんなところ勝手に来て。

全然迷惑じゃないよ。
家出して来たんでしょ?

結菜

なんで分かるの?

浮かない顔してるからだよ。

結菜

あたし、そんな顔してた?

顔に出てるよ。全部。

結菜

そっか。

何があったのかも分かるよ。

だから大丈夫。

何だろう。不思議な安心感。 ここはとても落ち着く。 ここにずっと居たい。

結菜

ねぇ、何日かここに居ていい?

うん。良いよ。

-夜ー

何してるかな。

あたしの事、どう思ってるんだろ。

あの一言はあたしを考えて言ってくれたのかな。

お前に声優なんて向いてない。 やめろ。 そんな夢諦めて別の事に専念しろ。

でも、あれは言い過ぎだと思う。酷い。

でも、ちょっとして久しぶりにあったらあの事忘れてくれてるかな。

おはよう。

結菜

おはようー。

そういえば、名前聞いてなかったっけ。なんて言うの?

結菜

結…結菜って言うの。

結菜ちゃんね。僕は湊。よろしく。

急で悪いんだけど、呼び捨てでもいいかな?

結菜

うん。良いよ

そうして湊と私のマンホール生活が始まった。

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マンホール生活… なんか響きがオシャレ(は?)

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