注意 irxs¦nmmn¦赤桃 年齢操作あり nmmnご理解ない方は 閲覧を控えて下さい 。
俺には弟がいた 。
とても可愛くて 賢くて なんでも出来る弟だ 。
俺は別に 弟を恨んでいる訳では無い 。
ただ 羨ましかったんだ 。
母
母
母
桃
赤
母
桃
桃
桃
あんな奴が居なければ ...
赤がいなければ 。
俺は 幸せだったのだろうか 。
桃
赤
桃
桃
赤とは同じ高校で
赤は 俺より学年が1つ下 。
俺が3年生で 赤が2年生 。
赤は 結構モテるそうで 週に5回は 告白されるんだとか 。
桃
桃
苦しくなったら 寝て過ごした 。
苦しみから 逃れられると思った 。
夢の中で 忘れられると思った 。
桃
. . .
桃
モブ1
モブ2
モブ1
桃
モブ2
桃
モブ1
桃
モブ2
桃
また今日も始まる
もう 疲れた
赤
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
母
桃
桃
赤
母
赤
赤
母
赤
赤
赤
母
母
赤
母
赤
母
赤
母
母
赤
母
赤
赤
赤がいなかったら
お兄ちゃんは ちゃんと愛されていたのかな
赤がいたから こう ... なっちゃったのかな
赤
赤
桃
モブ1
ばしゃ っ ... !!
桃
ぽたぽた ... 、
モブ2
モブ1
桃
寒い 冷たい 痛い
桃
苦しい 辛い
赤
赤
桃
モブ1
赤
赤
桃
情けないな 弟にこんな姿見られて
バレてないと ... 思ったんだけどな 。
桃
赤
桃
赤
モブ1
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
桃
赤
桃
赤
モブ1
赤
モブ1
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
どんなに顔が濡れていても 構わない 。
赤は 只管に長い廊下を走り続けた 。
また 、 お兄ちゃんの 笑ってる顔が見たくて
お兄ちゃんが笑えば 、 心の底から笑ってくれれば それでいい 。
他には何もいらないから 。
ねぇ 、 神様 お願い 。
桃
本当に酷いことを言ったよ
俺は 赤に謝りたい
ただ 、 ただ羨ましかっただけ 。
ただ 、 愛情が欲しかっただけなのに
桃
まるで自分が 夢の中にいるみたい 。
桃
ずっとこの景色にいたかった 。
この景色の向こうに行きたかった
ここにいると ほんの少し 幸せを感じられる 。
桃
思い切り 手を伸ばしてみた 。
... だけど あんなに大きな夕焼けに あんなに遠くの夕焼けに
こんな短い手じゃ 届くはずがなくて 。
桃
もう 、
桃
そう思ってから行動に移すのは早かった 。
桃
目の前のフェンスに足をかける 。
少しでも 前に体重をかけたら 向こう側に行けるのに 。
桃
桃
... なんて
変な欲望が勝ってしまう 。
最後の夕焼けを もう少しだけ 満喫しよう 。
桃
桃
もうそろそろ 行ってもいいかな
桃
がしっ
桃
今自分は 淡い 広い空の海の宙を舞っている 。
だけど 何故だろう 。
落下するスピードは 0に等しいだろう 。
ぽろぽろ ...
桃
すると
頭の上から 冷たい雨が降ってきて 。
でもどこか 暖かくて 。
桃
『 何 ... やってんの ... ッ !! ( ポロ 』
赤
桃
赤
桃
赤
予想外の言葉に 言葉が詰まる 。
このまま落ちるのか まだ生きるのか
正直 もう疲れてしまった
生きたいなんて思ってないのに
桃
赤
「 助けて 」
放った言葉は この四文字 。
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
俺は 夕焼けの夢の中ではなく
赤の夢の中で 眠りについた 。
桃
赤
赤
「 たとえ君と世界が 俺を拒んだとしても 。 」 ℯ𝓃𝒹
コメント
12件
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙泣いてしまったあ"あ"あ"あ"あ"!!! でもバットじゃなくて良かったぁぁぁ🥹♡
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙最高… 良かったバットじゃなくて…てか嫌われ系書くと思ってなかったから以外だったすっっご