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ぼくの虐め【2話】

ぼくの虐め【2話】

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ぼくの虐め【2話】

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2019年07月31日

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お母さん

やめなさい!

山口 そうた

!!お母さん……!

いじめっ子D

わーっ!オニババだ!

いじめっ子E

みんな逃げろ〜!そうたのオニババが来るよ〜!

いじめっ子達は、お母さんを見て大急ぎで教室に戻っていった。

お母さん

ッ……少しくらい抵抗しても良いのよ?そうた……お母さん、あなたが傷つけられるのは1番嫌なの…。

山口 そうた

お母さん……?

校長室

お母さん

すいません、校長先生。

校長先生

はい、何でしょう?

お母さん

実は、私の子供が通っているクラスで、うちの子供をターゲットとしたイジメが行われています。うちの子供は、なにも先生に言わなかったみたいですが……。

お母さん

担任の先生は見ていらしたのですよね?

お母さん

そうでなければ、担任の先生の注意不足です。

校長先生

……証拠がありませんよ。

お母さん

私が今日撮った物です。見て頂けますか?

校長先生

……見ましょう。

ーー見終わったあとーー

校長先生

ダメです。証拠が不十分です。

お母さん

!!何故ですか!?

校長先生

しかも、大怪我をしたり、物を壊されてりするのをイジメというのです。軽い怪我をする位の事、ただの触れ合いですよ?

校長先生

それに、今は中学受験の真っ最中です。こんな時期に叱咤するなんて、とてもとても。怒られた事で受験を放棄するかもしれませんよ?覚えたことを忘れてしまう可能性も少なからずあります。

お母さん

……そうですか。

お母さん

なら、今仰ったことを全て録音しました。コレをネットに流します。

私はカセットテープを見せた。

お母さん

ついでに、クラスの子達の受験する学校にも言っておきます。これじゃあ、点数が良くても内申点が悪いですよね?速攻で落ちます。

お母さん

ああ親にも言っておきますね。
来年、校長続けられたら良いですね。
では、失礼致します。

私は、校長室のドアをバタンと閉めた。

途中、校長先生が何か言ってきたが無視した。

もちろん、中学受験には直ぐに落ちた。 そして、不合格者が多いということで校長先生は校長を辞めざるを得なくなった。

それで、中学は公立ではなく私立に入らなくてはならなかったのですが……

高校に入ったあと、公立ではなく私立から来たということで虐められているそうです

少なからず子供にイジメは無くなりました。

良かったです。

ちなみに、うちの子供は公立に行け、 いじめが起きることはない高校に行けました。

お母さん

良かったね、そうた。

山口 そうた

!うん!

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