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結城
バッグを乱雑に放り投げてから、 ベッドへダイブした
暗い部屋で、腹も減った状態な俺
玄関のドアを開けてから そのままベッドへダイブしたもんだから、 もちろん電気はついていない
窓から差し込む月光が 俺の顔半分を光らせる
明るく、元気に輝いている月光に 腹が立ってベッドから起き上がり、カーテンを 閉めた
結城
アナウンサー
コメンテーター
今日もいつものように、ニュースを 点ける
アナウンサー
コメンテーター
今日は何故か早く眠りに落ちてしまいたくて仕方がなかった
自分でも考えないようにしていたが、 ニュースのせいで頭から離れなくなってしまった
君がいなくなった日も、月の光が美しかった
赤い液体が月光に照らされていた
満月 月光
忘れたくても忘れられない後悔の日
失ってから気づいた、 君の弱さ、大切さ
俺にだけのためにあるような一年に一回の日
その後悔が、 月光に照らされて体を奮いたたせる