いふside
少し前から、ほとけの様子がおかしかった。
前までは可愛らしい笑顔で喋ってくれたのに
最近は、どこか引きずっている笑顔。
I.
H.
I.
俺は少し精神科医の仕事をしていた事があるからわかる。
この笑顔は、何か辛い事がある笑顔だ。
無理に笑っているほとけを見ていたらこちらまで辛くなる。
何か辛い事があったのかと何度も聞こうともした。
けど、その度大丈夫と言って誤魔化す。
もっと頼ってくれてもいいのに…って 正直思っていた。
それから…数週間後に
事件は起こった。
N.
Y.
S.
I.
I.
その時俺らがみたものは信じられないものだった。
H.
R.
あの、メンバー思いのほとけが…
人を殴っていたから。
N.
S.
Y.
その時場は凍った空気で いるだけで寒い。
ないこたちは無言で少しほとけを睨んでいた。
俺は、信じていなかった。
あんなメンバー思いのほとけが…人を殴るわけない。
I.
N.
H.
I.
凍った空気が尚更凍る。
俺の目に映ったのは紛れも無く ないこがほとけを叩いた光景。
N.
H.
S.
Y.
I.
R.
N.
I.
密かにりうらがいった言葉を俺は聞き逃さなかった。
絶対、ほとけはやってない。
けど⋯
H.
S.
H.
Y.
H.
H.
N.
Y.
R.
I.
俺は、黙る事しかできなかった。
ごめんな。ほとけ。
それからほとけを追い出しはしなかったけど 都合のいい存在として使っていた。
俺も…馬鹿みたいに ほとけをいい存在として…
本当にごめんな
そんな事があった数日後…
一通の電話が来た。
I.
プルルッッ
I.
I.
I.
担任
I.
I.
I.
担任
担任
I.
I.
担任
I.
担任
I.
担任
I.
担任
I.
この時俺は完全に理解した
ほとけは学校でいじめを受けてる
それをこの担任は止めていなかったんだろう
この内容で、精神科医を受けにきた子もたくさんいた。
今ほとけは精神が壊されてる…
家でも学校でも居場所が無いなんて
辛かっただろうな。
ごめんな…
でもこれからは… 俺が絶対助けるから
I.
I.
担任
プツッ
I.
I.
社長
I.
早くほとけのところに行かへんと⋯ !
ほとけが壊れる⋯ !
I.
I.
I.
…命…半年…す
I.
さん…の余命…半年です
I.
I.
I.
I.
I.
I.
信じられなかった。
あいつ、病気なんかかかってたか⋯?
そんなわけ、無いよな
きっと聞き間違いや
I.
そして俺は数分後に、部屋に入った。
扉の先には、…
最悪な光景が映っていた
H.(壊れた方)
I.
手は真っ赤に染まり、ハイライトのない目。
リスカ⋯ !?
色々な患者…、人を見てきたけど 遥かに別物だった。
H.(壊れた方)
I.
このままだとほとけが 完全に壊れてしまう。
俺が止めようとした時にはもう遅かった。
H.(壊れた方)
H.(壊れた方)
I.
最後の笑顔は全てを受け入れたような笑顔で 笑っていた。
違う、まだ終わってねえ⋯ !
何簡単に終わらせてんだよ⋯ !!
I.
H.(壊れた方)
H.(壊れた方)
I.
I.
アホやな、。
元はと言えば俺らのせいの部分もあるのに…
病気も…
いじめも…
あいつ、無理しすぎや⋯
絶対、ほとけは助かる、。
絶対大丈夫や⋯。
I.
I.
I.
I.
I.
I.
今のほとけは俺のこと嫌いだよな、。
そりゃそうか。
だから、ここで説得するしかないよな、
I.
I.
I.
I.
言われなくても、理解した。
ほとけは、本当に余命半年だった
俺はどうすればいいかわからなくなって
黙り続けるだけ
I.
I.
I.
I.
I.
I.
I.
I.
I.
R.
I.
I.
R.
R.
全部俺のせいなんだよポロ
♡100 ↑行ったらいいな、
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