私は、体育が嫌いだ
凛
はぁ…もうすぐ運動会かぁ…
結衣
凛ちゃん一緒に頑張ろう?きっと凛ちゃんならできるよ!
こう言ってくれるのは、私の大親友の結依
凛
うん…ありがとうね。結依
けど私は、結衣が羨ましかった
結依は運動ができるし、いつもマラソン、運動会では期待されている
凛
それに比べ私は…
いつも、運動会、マラソンはドベでみんなの笑われ者
私も結依になりたかったな
凛
いいなぁ…結依は
結衣
どうしたの?
凛
え、いや、結衣は運動が出来るからいいなぁ…って思っただけ
結衣
ふぅん…
じゃあ、私の秘密教えてあげるね
じゃあ、私の秘密教えてあげるね
凛
秘密?
秘密とかそういうのが好きな私はとっさに、食いついた
結衣
私はいつも運動会、マラソンの時に青いランニングシューズを履いてるんだ。
それを凛ちゃんにあげる!
それを凛ちゃんにあげる!
凛
え、いいの?
嬉しかった だって、結衣の履いてる靴が貰えるんだもん そうしたら私も足が早くなるかもしれない
結衣
うん!今持ってるからあげるね
そう言って結衣は私に青いランニングシューズをくれた とても綺麗な水色と青色が塗ってありとても綺麗だ
凛
わぁ…綺麗…いいの?貰っちゃって
結衣
いいのいいの。凛ちゃんの為だもん!
さすがは結衣だ。
結衣
せっかくだから、走ってみたらどうかな?
今は風が吹いているし走ったら気持ちいいよ
今は風が吹いているし走ったら気持ちいいよ
凛
うん!
私は走った すると、みるみる足と腕が早く動いてとても早く走れた 風が気持ちいい
凛
わぁ…!凄い!
けど違和感を感じた
凛
止…まらない?
足が止まらない 普通なら直ぐに止まるのに、止まらない足を止めてもズルズルと足が引っ張られるよう
凛
結衣!助けて!
結衣
凛ちゃん!前からトラックが!
止まらない どうして その瞬間私は轢かれた
結衣
ふふ…簡単に人を信じたらダメだよ?