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おぉ、いいね←
プロローグだけでも分かる、この作品全然エモい(?) 続きめっちゃ楽しみです!!
oh......めちゃ楽しみだぁ……(
太陽が照り、日差しが眩しい。
そんな晴天の夏の日だった。
俺は恋に堕ちた。────
もう十数年も前に、
俺は彼と出会った。
小さな公園だった。
そんな彼には謎に惹かれるものがあった。
俺はあの日、
あの時、
あの瞬間に、
恋に堕ちたのだ。
初恋だった。
とはいっても人生とは別れが付き物。
彼は何処か遠くに行ってしまった。
引越しらしい。
たくさん泣いたしたくさん引き留めた。
…どれだけやっても無駄なことは分かっているのだけど。
そんな感じでなんとも呆気なく終わった俺の初恋。
そのたった一瞬で終わりを迎えたのだ。
そう、終わってしまった
はずだった。
数年後かの夏。
俺は高校生になっていた。
後輩も出来て、
放課後には自分で作った部活に行って、
そんな夏だった。
「初めまして、──────」
聞いた事ある声だった。
懐かしみのある顔にあの話し方
完全にあの彼だった。
じっと見つめすぎたか、彼と目が合う。
「──────── 久しぶり。」
この瞬間、
俺は胸が高鳴り笑みがこぼれる。
あの彼だ。
ほんとうにあの彼だ。
俺はあの日、
あの時、
あの瞬間、
恋に堕ちたように。
俺はこの日、
この時、
この瞬間に。
また恋に堕ちたのだ。
2度目の初恋。
この恋もまた、
太陽が照り、日差しが眩しい日。
そんな晴天な夏の日だった。
もうあの時の俺じゃない。
俺の初恋は、
ようやく動きだす。
今ならやれる。
この恋を叶えることが出来る。
そんな自信で満ち溢れている。
陽の光はそれに答えるように、
強く照り始めた。
……To be continued