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凄すぎます!とても丁寧でとっても読みやすいです! 続きがとっても楽しみです!☺️
書き方がすごく上手です。 続き楽しみです
星が空いっぱいに広がり。
月が輝いている。
明日は晴れだろうか。
そんな事を考えながら夜道を歩く。
”また”追い出されてしまった。
歩いて歩いてたどり着いた先。
昔からほぼ毎日来ている公園。
今日も変わらずだ。
薄着で出てきてしまったからか、
少し肌寒い。
碧🐰🎈
私のお父さんが働いてる会社はいわゆる”ブラック”
残業なんて当たり前だ。
朝、いくら早く起きてもお父さんはもう家にはいなくて。
夜、いくら遅く寝てもお父さんはまだ家にいなかった。
たまに一日中家に居ることもあるがそんな日は寝たきり。
遊びになんて一度も連れてってもらった事ないし、
プレゼントですら貰ったこと無かった。
私のお母さんはそのストレスのせいか私によく八つ当たりをしてくる。
朝は口からつらつらと無限に出てくる”嫌味”。
夜は”嫌味”に加えてお仕置と言う名の”暴力”をふるわれる。
それに飽きたら今みたいに追い出される。
昔から私に無関心なお父さん。
昔は優しくて大好きだったけれど、今は八つ当たりをしてくるお母さん。
今はもう慣れてしまったけど、
慣れてしまえば慣れてしまうほど、
それが辛く感じる。
考えれば考えるほど泣きたくなってきてしまう。
こんな時、
”あの人”ならどうするだろうか。
…考えても無駄か。
…もう寝てしまおう。
私は冷たくひんやりしているベンチの上で横になる。
辺りは街灯がぽつぽつと灯りを付け地面を照らしていた。
夜風が冷たくなった頃。
ふと温もりを感じて目を覚ました。
碧🐰🎈
「ん、起きた?」
誰だろう。
聞いたことあるような…ないような。
そんな声。
心地よくなるような、そんな声。
ゆっくりと起き上がって目を開く。
「…あー…お、おはよ…?」
碧🐰🎈
碧🐰🎈
目が合うと、
彼は焦ったように私から離れる。
誰だろ…う…
碧🐰🎈
碧🐰🎈
ut👓
…To be continued