注意事項 この作品は🐤視点のみで進みます。 💎視点で見たい方はいずれ投稿される「思春期の僕ら」をご覧ください どちらの作品も楽しんでいただけると幸いです。 ではあと３タップ後にストーリが 始まります

第3話

君は嬉しそうに話す

あれからというものやはり ほとけっちは人気者になった

人気になった反動で陰キャの私は ほとけっちに近づきにくくなった

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

陰キャなんで無理ですね！！ ははははは

やっべ…まじで嬉しそうな反応しちまった…

これを気にせっかくならL◯NE交換すれば良いのでは…？

こころなしか少しほとけっちは 悲しい表情を浮かべた気がした

高校生でしかも転校生なのにスマホもたせてないんか？！

え、なんか元気づけれることないか…？

こ、これならいけるか…？

こうやってはしゃぐときも彼女の中には育ちの良さが垣間見える時が ある

いつもそうだ、焦るとき、ドジるとき、話すとき、ノートを取るとき、食べるとき。

頭から爪先まで。 指先から姿勢まで。 出会ったときと変わらない

いつも育ちの良さが分かる

彼女は嬉しそうに歩いて席に戻る

クラスのリズムに合わせて、言葉遣い、素振り、表情を変え、 うまくクラスに馴染んでいる

あの彼女には「舞う」という 言葉がお似合いだろう

あ、あぶねぇ、昨日みたいに取り乱さないように…

そう、周りには意外と同性愛者の人もいる。 いや、今でいうと普通の恋愛か？まぁそこら辺を気にするからこそ差別がなくならないんだろうけどさ…

あれから授業が終わり、私達はどこに行くか話していた

君は小悪魔のように笑う。

君は嬉しそうに話す。

次々に君のことを知れるのはとても嬉しかった

ここまでご覧いただきありがとうございます。追記ですが🤪×🍣さんは（♂×♂）となっています。地雷の方はお気をつけください。