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今日で出会って1ヶ月
俺はあることを決意して来た
りの
和也
和也
和也
りの
りの
和也
和也
りの
和也
和也
和也
りの
和也
和也
いつもとは少し違う
君の眼差し
不思議に思いながらも
気付いた頃には
もう君の背中を追っていた
俺は彼女の手を握って
少し強引に連れて行った
もうすぐで6時を回ってしまう
りの
和也
りの
和也
眺めの綺麗な橋で
俺は止まった
振り返って
私の目を見た
和也
和也
俺が話し始めると
ちょうど6時の放送が鳴った
鳴り終わって、また彼女に話す
和也
和也
俺は彼女の方を見直した
和也
彼女は笑っていた
少しずつ、透けながら。
りの
りの
りの
りの
和也
消えた
彼女は消えた
消えて、無くなった。
今までで一番の笑顔だった
最後に流した一雫の涙も
俺は見逃さなかった
困惑に驚き、
いろいろな感情が混ざり合って
もう意味が分からなかった。
俺は、彼女がいた方に手を伸ばした
和也
触れられるわけもなく
俺はただ茫然と立ち尽くした
俺の思いは虚しくも届かなかったのだ
おじいさん
通りかかったおじいさんが
俺にそう話しかけた
和也
和也
和也
俺は我に返って
家に向かって走った
今までの彼女との時間は
夢だったってことか…?
俺は引き出しを開けた
和也
俺だけが知っているはずの
彼女と出会った日からの 日常を綴った日記が
引き出しから消えていた
和也
急いでスマホを開くが
ツーショットだったはずのトプ画は
初期の真っ白に戻っていた
和也
いくら写真フォルダを漁っても
彼女とのツーショットは 見つからなかった
そして、連絡先も。
夜の0時を回った
何時間こうしていただろうか
ただただ天井を見上げた
何を辿ればいい?
何をどうすればいい?
どうすれば、また、君に…、。
いくら道を探しても
その答えに辿り着けることはなかった
そうして彼女は、
俺の前から突然姿を消したのだ。