白來の背で いつの間にか寝ていた
そこで見たのは 憶えの無い記憶
憶えの無い筈なのに どこか懐かしいと感じた
きっと俺がどうかしている
白い狐
???(雪)
白い狐
白い狐
???(雪)
白い狐
じわりと広がるのは、罪悪感
ごめん、ごめんね
でも
???(雪)
知らないフリをする
???(雪)
白い狐
白い狐
もし本当のことを言えば 君は拒絶するんだろうか
???(雪)
白い狐
???(雪)
白い狐
???(雪)
???(雪)
白い狐
白い狐
きっと、気付いている
でも俺はまだ この温かさに――
雪
目を開ける
見慣れた天井と気慣れた着物
髪は束ねられていなかった
雪
雪
雪
雪
雪
夢の感覚を追い払うように 頭を振る
横を見ると 白來が穏やかな寝息を立てていた
無意識に髪に触れる
雪
雪
白來
雪
雪
白來
白來
白來
雪
雪
雪
白來
雪
白來
白來
雪
目を閉じた白來の髪に もう一度触れる
雪
布団を被ったその白い耳が 微かに動いた
雪の手が温かいな と 思いながら眠りに落ちて
気が付けば夢を見ていた
白來
白來
██
白來
██
白來
██
白來
██
白來
██
白來
白來
白來
突然に、奪われた唇
白來
ヘンゲ アッという間に変化は解け
忍び込んだ舌が口内をくすぐる度に 微弱な熱が走った
白來
ドンドンと██の胸を叩けば 案外あっさりと離れていく
白來
██
白來
██
██
白來
白來
白來
白來
なんとなく気が付いていた
彼は自分の知っている彼と 違うって
でも
白來
白來
██
██
白來
事実を信じれば
きっともう僕でいられなくなる
だから僕は――
雪
雫石
雪女
雪
雫石
雪女
雪
雪
雫石
雫石
雫石
雪
雫石
雪女
雪女
雪
雪
雪女
雪女
雪
雪女
雪
雪
雪女
雪女
雪女
雫石
雪女
雪
雪女
雫石
雪女
雫石
雪
雫石
雫石
雫石
雪
雪女
雪
雪女
雪
雪
雪女
雪女
雫石
雪
第6話【遠い遠い昔の話】
続く
コメント
6件
しっかりめのキスしとるやないか なんだろ……なんとなく分かるようなまだ分からないような……雪さんが見た「夢」は本当に夢か…?遠い遠い昔の……「記憶」だったりして…なんか二人は禁断の恋的な感じで…とかいろいろ妄想が膨らんだ回でした😳 まぁでもこれだけは言えます。 しっかりめのキスしとるやないか
相変わらず最高だ、、、😢 もうこの話好きすぎて、、、 はあ〜〜〜〜〜 気になるぅうう!