⚠︎み!より 🩷💛⚠︎ nmmn 捏造 そのじん要素あり
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知ってたよ、仁ちゃんが勇ちゃんのこと好きなの。
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なんでって、こっちが聞きたいよ。
勇ちゃんと居るといっつも楽しそうやし、勇ちゃん来た瞬間めっちゃ笑顔なるし
何より「恋してます」って顔してる。
なんで?
なんで、俺じゃないん?
俺だって、気づきたくなかった。
気づいたら、仁ちゃんのこと目で追ってた。
いつからか、なんて覚えていない。
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でも、仁ちゃんが可愛くみえて仕方ない。
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そう言ってくしゃっと笑う彼から、目が離せなかった。
まさかと思った。いや、相手は同じグループのメンバーで更に同性だぞ、と。
でもそれは、紛れもなく”恋”だった。
でも、俺はこの気持ちを誰にも伝えないつもりだった。
理由は仁ちゃんときっと一緒。伝えてしまったら仁ちゃんにもメンバーにも迷惑掛けるだけだと思ったから。
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そう言い、駆け寄る彼の顔は、まさに恋する乙女の顔だった。
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そんな時だった。
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転びそうになったスタッフさんを支えてる勇ちゃんがいた。
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それを見ていた仁ちゃんの様子は予想通りで、少し悲しそうな、寂しそうな顔をしていた。
どうせ色々考えて悲しくなってるんやろな...
俺なら仁ちゃんのこと悲しませたりしない。こんな顔させない。
そんなときにふと思った。
俺が仁ちゃんの辛さを全て受け止めてあげれば、仁ちゃんは俺に振り向いてくれるんじゃないか、と。
もちろん仁ちゃんの為、仁ちゃんが少しでも辛さを忘れられるように...と、そう自分に言い聞かせた。
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何だかぼーっとして上の空な仁ちゃんの背後から、肩を優しく叩いて声をかけた。
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そして、元気のなさそうな仁ちゃんに俺は心配そうに声をかけた。
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それから、なんやかんやで俺は仁ちゃんの......
いや、好きな人の恋愛相談に乗ることになった。
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そして物語は冒頭へと戻る。
やっぱり、勇ちゃん、なんやな......。
もう俺は、泣きそうだった。
仁ちゃんの相談に乗って、少しでも振り向いて貰えたらなんて考えは甘すぎた。
こんなの、耐え切れる訳ない...。
と、その時。
スタッフ
タイミング良くスタッフから声が掛かった。
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そう言い、俺は逃げるようにスタッフの方へと走った。
問題は、楽屋に戻ってからだった。
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そんな、会話を見てしまった。
まさに2人は、順調に進む両思いの2人って感じだった。
勇ちゃんが出ていった後、俺は仁ちゃんにそっと声を掛けた。
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ああ、やっぱり、自分が傷つくだけだって分かってたのに、
でも、今の仁ちゃん、めっちゃ可愛ええ
こんなに素直な仁ちゃん、見たことない。
ああ、勇ちゃんのことになると、こんな顔するんやな...。
そして、楽屋には俺一人になった頃だった。
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楽屋にメンバーの荷物があることも忘れて、もう誰も居ないだろうと思い、1人で泣いていた時。
コンコン
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どうしよう、今の、聞かれちゃった...。
しかも、メンバーに......。
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メンバーには、正直バレたくなかった。
けど...柔になら言っても、いい気がする......。
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やっぱり、メンバーにはバレてるよ。仁ちゃん。
感の鋭い勇ちゃんになんか、直ぐ気付かれちゃうで...。
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なかなか本題を切り出さない俺に、柔がきっかけを作ってくれた。
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やっぱり、柔は優しかった。
きっと、仁ちゃんにとっての俺と同じようなポジションなんだろうな。
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柔に話を聞いてもらって、少し楽になった気がする。
仁ちゃんも、俺に対してこういう風に思ってくれてんのかな...。
なんて、こんな時まで仁ちゃんのことが頭から離れない。
でも、とりあえず今日のところは、帰って寝て忘れることにしようと思う。
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