私は廃病院に行った。
中は電気等が通っていないため、真っ暗だった。
病院は3階建てで、地下一階にはエレベーターがあった。
今は1階、もうすぐ1階を1周するとこだ。
案内人
「それでは、上の階へ行きます。5人ずつどうぞ」
柚
私は…6人目、2番か……
そこから、エレベーターが来なくなった。
エレベーターが来たのは30分後だ。
中で何かあったのか、乗っていた客は顔が真っ青だった。
その中に私の友達が交じっていた。
そして私の耳元でこう囁いた。
???
「乗らない方がいいよ」
彼女の言葉で、私は列を抜けようとした。
だが、案内人から逃げることはできなかった。
案内人
「逃げちゃ…だめですよ?」
私はエレベーターに乗ってしまった。
ドシャーン!
大きな音がした。