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何度も何度も死のうとした
でも
毎回失敗した
自分に変な能力があるのは知っていた
自殺しようとして橋から落ちても
首を絞めても
水に飛び込んでも
何をしても目を開くと
死ぬ前で止まっている
私はこの能力を
悪魔の加護
と呼んでいる
理由は
意地悪な悪魔が私のことを
この世に閉じこめることで
苦しめようとしている
そう思ったから
今日もいつものように死にに来た
橋を落ちた途端
いつもとは違う感覚がした
今回こそは死ねる
そう思った
でも
目を開けると
体が宙に浮いていた
また…ダメだった
ぼーっとしていた時に現れた
包帯の男は
私に興味があると言った
私は男のところに行くことになった
大きなビルの前で止まる
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着いたその言葉でハッとする
ここが、男の家
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森さん、そう呼ばれた人に会う為
エレベーターで最上階まで登る
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××
本当は正直に言うべきなんだろうけど
××
××という名前はもう捨ててしまいたかった
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××
前の自分なんか大嫌いだから
この場所で私は新しい人生を踏み出したい
そう思ったから
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つまりこの太宰といれば
私の悪魔の加護は無効化され
死ねる
ということでは
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××
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××
その後私は
太宰に言われるがまま
眠りについた