マリーネ
マリーネ
2人が会場に戻り、 人集りが出来ている方へ向かった。
すると、グルッペンに気づいた マリーネが腕を力強く引っ張り、 人集りの中心に追いやった。
ブラウが誰かに毒を盛られたという。
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マリーネ
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ベルブラオ
コーバルト
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毒を盛るなんて生ぬるい事、 するわけないだろ。
しかし、毒を盛るとしたら誰か…
ブラウは外面だけは良いから 人に恨まれるような事はしないだろう
じゃあ誰が毒を盛った?
マリーネ
バタン、と頬を叩く大きな音が 会場に響き渡った。
叩かれた本人のグルッペンは あまり気にもとめず、なにしやがる、 と言いたげな顔である。
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ブラウ
嘘くさい咳込みをしながら立ち上がり ベルブラオ達に呼びかけるブラウ
ベルブラオ
ベルブラオ
ブラウ
ブラウ
ブラウ
ブラウ
ブラウ
グルッペンを見る周りの目は、 嫌悪から同情に変わっていった。
俺が言うのも何だが 本当に悪趣味だ。
俺を犯人に仕立て上げ、 犯人に怒りを持たないと明言する
周りからは慈悲深いお方だと 好感度が上がり褒め称えられる。
俺は同情の目で見られ、 もっと生きづらくなる。
中庭に行けと言ったのは アリバイを作らせない為か。
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ムカつくし、やり返したい所だが、 今はまだはや_________
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あたりがどよめきだす
ブラウの顔も見るからに曇っていく
ブラウ
シーンと静まり返った会場で、 意外にも最初に言葉を発したのは 父、アオゲンだった。
アオゲン
アオゲン
アオゲン
ブラウ
程なくして、 パーティーは終わりを迎えた。
パーティーに参加した権力者達が 各々の転送技術で帰っていく。
グルッペンは何も言わずに 帰ろうとするオスマンの腕を掴んだ。
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オスマンは振り返らずにこう言った
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オスマンは一方的に言い放ち、 転送技術でそそくさと帰っていった。
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なんの意図があるのだろう
だが、仲間との約束は守りたい
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10歳、馬に乗る事ができる年齢
乗れるようになってすぐに オスマンの国に向かえば 間に合うだろうか。
ここからオスマンの国のへは 大体2年は掛かるから ギリギリにはなってしまうだろうか、
いや、それでもいい
嗚呼、早く10歳になりたい
コメント
1件
オスマンかっこよ✨ 続き待ってます🎶