コメント
1件
ふ ー ん !! 見るの遅れたぜぇ !! 一回目と違う動きしたらもっと犠牲者増えるけど同じ行動したらrbがなぁ …
「ん」
目を覚ますとその瞬間に蝉の声が耳に入った
うるさいなあ
ベットから起きると汗でびっしょり濡れていた
身体も怖いものを見たかのように震えている
「風邪も引いたかな」
でも、何か大切なことを忘れている気がする
だけど夢を見ていたことしか覚えていない
いや、後rbrが出てきたな…
そういや今日の日付は…?会議があれば大問題だ
7月17日
アナログ時計はそう指していた
部屋を出るとzmに会った
「せっかくやし、遊ぼうや!」
そういってニヤリと笑うzmを見て夢のことをすっかり忘れてしまった
いつものように遊んでいると
警報が鳴った
インカムでrbrから言われたのは
『俺らの国が受け持った任務のデータ欲しさやろ』
これなんか…
見たことの、聞いたことのある光景だった
zmと顔を見合わせた
「俺は一番先で食い止める。
だから、shaは俺が取り逃した奴を頼むで」
「わかった。任せとけ」
そうしてzmは風のように飛び立っていった
なぜか鳥肌がたっている
zmが取り逃した奴を殺るとは言ったが
データが狙われているなら…
管理人室、rbrのところに行くべきだ
心の中でzmに謝りながら城の中に入り
管理人室に急いだ
管理人室その看板が見えた瞬間に勢いよく扉を開けた
rbrはいるな…
rbrは俺を驚いたような目で見つめ
rbr「俺は大丈夫。せやからあんさんは敵兵を殺れ」と言った
俺にとって衝撃の一言だった
だが、そう言われたので引き下がるしかなかった
下の階で銃声が聞こえる
もしかして…?嫌な予感がして冷や汗が流れる
それは非戦闘員
主に、司令塔となる者たちの集まる所からだった
tnや、os、emがいたはず
「おい!tnいるか?」
扉を開けるといつか見たような光景が広がっていた
皆真っ赤に染まっていた
さっきまでインカムで会話していた仲間が…だ
「おい、sha!お前何してた?」
息を切らしたzmに問いかけられる
かなり怒っているのが見ただけでわかるほどに
「俺…は…」
震えた声で答える
zmによると俺が指示に従わなかったせいで
国民のほとんどが亡くなったようだった
俺のせいで…また?
どうして”また”と思ったかは分からない
だけど…
「バシュッ」
ぐらりと視界が暗転する
射撃手か…
まさかここまで射程が届くとは思わなかった
zmが戸惑った顔をしている
「おいっsha!大丈夫か?射撃手までいるんかよ」
俺は静かに目を閉じた
もう手遅れだと悟ったからだ
また蝉の声が聞こえている
今度は仲間の声と共に
ループ2回目
犠牲者 我々国 国民
同じく幹部の司令塔