こんにちは。通りすがりのお豆腐女子です。
私は昨日小説を書いていました。
一区切りした所でスマホを閉じました。
データポーーーーーン!!!!!!
ぎゃあぁあぁあぁああぁぁああぁあぁあ!!!!!!
〇にたい😇
もう1回書きました。
消えました。
ぎゃあぁあぁあぁああぁぁああぁあぁあ!!!!!!
はい、3回目です。
泣いていいかしら?
しかも1回目の奴最後の方まで書いてて…。
2時間くらい無駄な時間過ごした事になるぞ🙂
暖かい目で見てくれたら嬉しいです…。では。
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・太中
・死ネタ
・血の表現あり
・生まれ変わり
・結構ドロドロ
・エr表現あり
それでも良い方はGOGO!
その日は初夏だった。
ヨコハマなんていう都会には、星は見えない。
“1度夜空いっぱいに広がる星を見てみたいものだね。”
あいつはそう言ってたっけ。
黒髪から除く瞳が綺麗だった。
真っ直ぐ自分に向けられている気がした。
だが、今の中也にはそんな事どうでもよかった。
中也は汚辱を使った。
黒髪の男__太宰が居ない時に。
汚辱は自分自身でも止めることが出来ない。
その命が尽きるまで暴れ続ける。
唯一止めることが可能なのは、太宰だけだ。
敵が1人、また1人と死んで行く。
最後の一人の息の根を止めた後、中也は崩れ落ちた。
「ははっ……。」
朝日が昇る前の時間_____中也は死んだ。
太宰は走っていた。
ただ、ただ走っていた。
“太宰、手前は来世ってやつがあると思うか?”
“はあ?そんなの分かるわけないでしょ。”
任務に行く前に残した言葉。
猛烈に嫌な予感がした。
大切なものが自分の手から零れ落ちる…、そんな予感が。
「中也…中也、中也!」
我武者羅に、彼の名前を叫びながら走る。
「中…っ…!」
______血の海。何人もの死体が転がっているその中に、彼は居た。
抱きしめたその体が…あまりにも冷たくて…。
「そん…な…。何故…?…嘘でしょう…?」
太宰は中也の冷えきった体に顔を埋め、
「君は…僕の犬だろう…。」
そう呟く。
「僕は飼い主だから、君と一緒に居てあげるよ。」
____太宰は中也を抱きしめたまま、暗闇へ消えた。
どうやら来世と言うものは本当にあるらしい。
今、太宰治は何事も無かった様にヨコハマを歩いている。幸いな事に、前世の記憶も持ち合わせて。
太宰が歩く度に、すれ違った女性のほとんどが頬を赤らめる。
「ねえ、あの人めっちゃ顔立ち良くない…?」
そんな声も聞こえてきた。
太宰には心底どうでもよかったが。
自分が探しているのは中也のみ。
早く見つけたい。見つけてその肌に触れたい。
あの青色の瞳と視線を絡ませたい…。
ヨコハマに居るかも分からないのに。
もしかしたら中也は今世には存在していないかもしれないのに。
「ちょっと止めてよ~♡」
奥の方でねっとりとイチャつくカップルの声がする。
帰ろう。ここに居ても虚しくなるだけだ。
家に帰って、面白くもないテレビを眺めよう。
そんな事を思って、足を動かす。
____まさにその時だった。
「悪ぃ、待たせたか?」
「………は?」
忘れるはずの無い、あの声。
太宰は思わず振り返った。
______居た。
「中…「中也くん!ううん、待ってないよ♡」
太宰の声がかき消される。
誰だ…あいつは…?
中也より背の低い女性。顔が驚く程に整っている。
“美女”という言葉をそのまま表したようだ。
するり…と、2人が手を繋ぐ。
やめろ…やめてくれ…!
「中也!!!!」
思わず叫ぶ。
青色の瞳と視線が絡んだ。
嗚呼…やっぱり綺麗だ…。
「だあれ?あの人。中也くんのお知り合い?」
「いや、知らねぇ…。」
“知らない”
その言葉が太宰に深く突き刺さった。
真逆…真逆中也は……。
「私の事を…覚えてないのかい…?」
震える声で、そう問いかける。
「はあ…?誰だよ手前…?」
「……。」
中也は変わってしまった。
来世なんか忘れて、今世で新しい女性と新しい人生を歩んでいた。
太宰はその場に硬直する。
「あの、本当に誰なんですか?私の中也くんに触らないで下さい!」
「君…の…?」
ダメだ。理性が飛んでいきそうだ。
おかしい…おかしいおかしい。
中也は私のモノだ…私の……。
「そこを退くんだ。」
「はあっ?!」
「中也が君のモノになった覚えは無い。」
「っ…!何よあんた!!気持ち悪いっ!!」
ドンッ
体を思い切り突き飛ばされる。
バランスを崩しそうになって、慌てて足を引いた。
「行こっ!中也くん。」
「ん、」
2人は太宰を背にして、歩いていってしまった。
(…期待していたのは…私だけ…か。)
「ねえねえ、次は何乗る??」
「うーん、そろそろ休憩するか?」
「え~!」
2人、同じベンチに座り込む。
中也は騒ぎすぎて上がった息を整えた。
「はあ~、楽しかったね!」
「そうだな。」
「夜のイルミネーションまで後どれくらい?」
「ん、えっと、後2時間くらいかな。」
「えっ!まだまだあるじゃん!」
彼女はパッと目を見開く。
「おいおい、もう何も乗りたくないぞ…。」
「あら、残念。」
中也と彼女は幸せそうに笑う。
傍から見ると、誰もが笑みを零してしまいそうな空間だ。
「ちょっと俺、飲み物買ってくるわ。」
「分かった!行ってらっしゃい!」
中也はふっ、と微笑むと絡ませていた指を解いて、お店の方へと足を進ませた。
「やっぱり中也くんはかっこいいなあ…。」
彼女は愛おしそうにその背中を眺めた。
________中也は帰って来なかった。
お店へと向かう中也の腕を、誰かが掴む。
「っ…!お、お前さっきの…!」
「うるさい。黙って。」
太宰は抵抗する中也を抱きしめる。
そう、あの時の様に。
中也は思わず黙ってしまった。
何故か、懐かしい。暖かいような。安心するような___。
太宰は大人しくなった中也を、未だ抱きしめたまま、自宅へと向かう。
今は初夏。
中也は初夏が好きだ。
懐かしいあの人に、会える気がしたから。
ドサッ
太宰は自宅に帰ると、ベッドに中也を押し倒した。
「…うっ…やめ…。」
中也は体を起こそうとするが、身長の高い太宰には抗えない。
「残念だ、中也。真逆私を忘れていたなんてね。」
「なん…の…話だっ!」
太宰は抵抗する中也を押さえつけながら、中也の着ているシャツのボタンを外し始めた。
「やっ……やだ…。」
「どうして嫌なの…?なんで…なんで。」
太宰の目に光は無い。
窓から除く夕日が暗い部屋を不気味に照らした。
「中也…中也愛してるよ…。中也…。」
「やっ……あっ」
下着の上から添えられた手が、中也の弱い所を全て把握しているかのように、上半身を伝った。
ゾクゾクと体に快楽が訪れる。
自分の意思とは関係なく漏れ出る声、熱くなる体。
もう、抵抗する気力も無かった。
「あっ…やぁっ……。」
「うふふ…。可愛いよ…可愛いよ中也…。記憶が残ってないのは残念だけど、こうやってまた、こんな乱れた君の姿が見れるなんて…。」
そう言って太宰は、中也の下半身に手を伸ばした。
_______が、中也は太宰の腕を掴み、壁に太宰を押し付ける。
「っ!中也、」
どこからそんな力が…と、言葉を発する前に唇を塞がれた。
「んっ…?!」
長いディープキスをした後、中也は唇を離した。
「っは…。さっきはよくもやってくれたな?太宰。」
「中也……?何故…私の名を…。」
「記憶があるからに決まってんだろ。」
太宰が目を見開く。
中也にも記憶があったのか……?
だとしたら…なんで…。
「じゃあなんで、あの時知らないなんて…!」
完全に声が震えている。
悲しかった、悔しかった……。
中也が自分の事を覚えて居ないことが…。
「すまねぇ、どんな反応をするか、ちょっと見てみたくてな。因みに、一緒にいた女性はただの仕事の同僚だ。お前を見つけた時から協力してもらってたんだよ。」
太陽に負けないくらいの明るさで中也が笑う。
それだ、その顔だ…。ずっと探してたのは、この笑顔だ…。
「…ほんっと…。中也には叶わないねぇ…。」
「それはこっちのセリフだ。」
太宰は再び中也を押し倒す。
「覚悟してなよ?ハニー?」
「望むところだ、ダーリン。」
𝐹𝑖𝑛.
◈あとがき◈____________
はいっ!どうでしたでしょうか…!
私の好きな感じを全部詰め込んだらこうなりました…!!
太中、良いですよね~!
あのライバル感がたまりませんっ!
因みに言っときますが、私の推しは賢治くんです。まさかの双黒では無いという。
でも文スト腐CPだったら太中が1番好きなんです。(え?)
めっちゃくだらない話をしてすみません!
ではまた次回!
コメント
9件
悪くねえ……(´∀`)
うわぁぁぁぁ めっちゃ好きです(๑ ิټ ิ)