コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ATTENTION
・こちらはnmmn作品です。
・Irisの意味がわからない方は観覧をお控えください。
・こちらの物語のパクリ、朗読を硬く禁じます。
・キャラ崩壊有り
・上記の内容を踏まえた上でご観覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━
酷くうるさい街の路地裏で荒く息をする。
腹部を殴られても、横腹を蹴られようが
毎日死んだように適当に生きていても息は続く。
昔は親に頼っていた。
風呂が用意されて
飯が食えて
支えがなくても息はする
結局何か支えが欲しくて次の拠り所に身を寄せる。
身体で繋がる一夜の繋がりだとか
酒に酔ったその時だけの関係だとか
__何かが違うと嘆いても
____何も分からずにいるんだって。
「歌下手じゃね?」
「真っ当な職に就いたらいいのに」
「生きてる意味ある?」
🔍____s―
誰がなんと言ったって
俺はずっとこんなんで
切れた縁に縋っても
繋がれた糸に目を伏せても
また独りだと涙を零して
こんな俺を誰も知らないんだって
知られたくないんだって
自分から世界を切り離し
猛独が襲う。
「あにき…?ねぇ、嘘だよね?、」
「____」
「悠くん…?なぁ、嘘なんやろ?」
「__」
誰かの気持ちを無碍にしては
「助けて欲しい…、」
誰かに縋りながら生きていく
その度に自分が汚く思えて
嫌いになって
死にたくなって
要らない思考が心を埋め尽くす
知らないうちに牙を立てられ、
知らないうちに独が回る
体は気付かず、心だけ気付いて寂しがる
何も出来ない無力さと
何かをしてこればよかっと言う後悔と
痺れるような思考の中で
1人の夜に沈んだんだ。
「助けて欲しい、」
「嘘、やからさ、」
「嫌いも、全部、嘘やから、…」
誰になんと言ったって
「もう、戻れないんかな…、」
もう戻れないんだって
面倒だって手放した
過去も今も
どれだけ涙を流しても、届きはしないんだよって
心にヒビが入る。
この関係が壊れぬように
壊さぬように
未熟な小さい手で守ってきたのにね
些細な感情の左右に
少しばかり力んじゃって
握り潰していたんだろう。
膝を抱いて泣いたって
この現状は変わらなくて
静かな独りの部屋に響く嗚咽も
夜が全て飲み込んで
いたたまれなくなったのか月が俺を照らしたって
消えない
「__」
消えない
「____」
消えない
「______」
事実だけ脳裏に焼き付いて
癒えない心も
言えない事も
隠していた本音を
猛独が襲う
━━━━━━━━━━━━━━━
「猛独が襲う/一二三」