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天紫)……確かそういうのあるつってたな…
擬人化された異能が呼べるか気になり異能達を呼び出そうとしたら全く呼び出せる気がしなかった
天紫)チッ…(やっぱりか……結界関連か?それとも能力か?)
夜凪の力を使って武器を作れるか確認を始めると作れるのは確認できな
天紫)…そういう事ね……能力その物は使えるけど…擬人化バージョンは無理ってか(まぁ、それもそうか…なんてったって自分が自分を使うんだから……言ってしまえばプロだもんな)
立ち上がり作ったナイフをしまい更に奥に進んでいく
進んで行くと気づけば周りは真っ暗だった
天紫)(きっつ…ここまでやるのは人間だな……)
草木をかき分けて行くと少し奥に青白い光が見え音が立たないようにゆっくり進み光に近づくとそこには祭壇?的な物があった
天紫)(なんだこれ…でもやばい物には違いないな)
弓矢を取り出し祭壇を壊そうと矢を放つと何かしらの結界が張られているのか矢が伏せがれた
天紫)チッ…(物理攻撃か?それとも異能関連防御か?)
結界を壊そうと考えているとガサガサっと何かが動く音が聞こえ人が帰ってきたのかと思いサッと隠れると黒フードを被っているあからさまにヤバいやつが祭壇に近づいてきた
天紫)(黒フード…それにあの模様……)
フードには赤色のバラの刺繍がされていてその模様がある奴には注意をしろと先生に散々叩き込まれた
何故か……それは異能犯罪者の組織に加入しているからだ
しかも…他国の強力な異能犯罪者が入っている可能性が非常に高いため変に戦闘をするな…とね
天紫)(不味いなぁ…さっきの祭壇含め結界も調べたけど……こりゃヤベェ笑)
祭壇がある目的は
という儀式をする為だ
神降ろしとはその名の通り供物を捧げ神を降ろす
神を降ろす理由は分からないが……まぁ、言ってしまえば【邪神】を降ろしてしまう…いや、降ろす可能性が非常に高い
降ろす人が人だ、邪神を呼び出すのが最終目的…だと思う
そしてもうひとつ、結界の方だ
結界は物理、異能、魔法、霊術…その他の攻撃を完璧無効化
なんなら結界を解く効化ですらも無効化されているらしい
天紫)(何も出来ないな…みすみす見逃す訳にも行かん)
黒フードの奴を襲おうかと思ったら突然誰かに腕を掴まれ「今は動くな」と言われ後ろを見ると先生が居た
天紫)先生!?
魁翔)シー!バカかお前、にしても……
先生は下の方をじーっと見始め「お前には悪い任務を任せたな」と呟いた
天紫)あれって……神降ろしの祭壇…だよね
魁翔)あぁ、実は探索用の式を飛ばしていたんだ
天紫)それ探索用とか言っておきながら私がなにかやらかさないためだよね?(早口)
魁翔)いや……そんなことは…ない、はず……ダ
天紫)そっちから面倒かけて…まぁ、いいや……それで?
魁翔)あぁ、お前が妖と戦っている間に少し森の方を見ていたらこれを見つけてすっ飛んで来たんだよ…
天紫)そういう事か…(だからこんなにも早かったのか…それでもここから学校って結構遠いのに…)
魁翔)天紫、悪いが他のやつを倒してくれ
天紫)それって……遠回しにあの見るからにやばい奴とサシでやり合うってことだよね!?
魁翔)当たり前だ、でも多分……まともな情報ははかないだろうな
そう言って私から離れ奇襲を掛けた
天紫)ちょっ……早くない!?
魁翔)【天津彦根命式 炎龍の伊吹】
先生の取り出した札からは激しい炎が現れフードの被った奴らをほぼ一掃した
天紫)わ、わたし……何にもしてない…
??)んだよ、やっぱ人いたのか……
炎の中から声がしてちょうど術が切れ炎が無くなると炎の中心にいたフードのやつはほぼ無傷だった
魁翔)そのフード脱げよ、特殊な術が織り込まれてんのは知ってんだよ
先生がそう冷たく言い放つと男は渋々フードを脱ぎ「これで満足かよ……なぁ……」